第279回:『 魂の視点から考える「安楽死と尊厳死」 ~「自殺」との関係性も含め~ 』
【 その他参照ワード:消極的安楽死、積極的安楽死、スイス、ライフサークル、自殺防止、優生保護思想、優生学思想 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
前回のTOPICSで伝えた通り、今回は「安楽死と尊厳死」を取り上げます!
その理由の一端は、医学や科学が発展を遂げている中で人の「生死」が、突き詰めて言えば「人間」の存在自体が「無機質」に扱われ始めているからです。
また、魂の視点と付していますが、昨今の魔法の如くの過剰な現世利益のみを追い求める、浮ついた一部のスピリチュアルとも全く違います!
今回の趣旨は、
私達が、私達という自らの存在を、どのように捉えていくのか
という、ある面では最難関と言える大切なテーマです!
【 私が安楽死に意識を向けたキッカケ 】
安楽死とは違いますが、私が初めて安楽死に意識を向けたキッカケを少し伝えます。
今から十数年程前に、一つのニュースを観ました。
それは、過去にアナウンサーをしていた女性が「髪の毛に何かが触れると全身に激痛が走る難病」を患い、それが元で「自殺」した出来事です。
髪の毛なので切る事は勿論、洗髪も整髪も出来ず、眠る時も枕を使えません。
時には少し強めの風が髪の毛に当たるだけで激痛が走るなどの症状が、ニュースで紹介されていました。
このニュースを観て、
もし、「自分であれば」どうするだろう、、、
果たして、「耐えられる」だろうか、、、
など、「自分事」として考えた事が始まりです。
【 暗中模索のように揺れ動く心 】
正直に私の心情を伝えると、
未だに暗中模索のように心が揺れ動きながら「考え続けて」いる
というものです。
故に、今回伝える内容も「正解や答え」では決してありません。
また、魂の視点を活用をしても、やはり「生身」の人間であり、そこには「感情」も絡んだ心の揺れ動きを感じるのも正直な心境です。
しかし、大切なテーマに「目を背け」続け、「無関心」を装う事は出来ませんので、「今の所の」私なりの表現活動として進めていきます!
そして、いつにも増して善悪・是非・賛否などの「二者択一」ではなく、非難や否定でも全くありません。
「もし自分であれば」「もし家族や知人であれば」という「想像力」を活用し、「考える素材」という意識で読み進めて下さい!