魂の視点から考える「安楽死と尊厳死」 ~「自殺」との関係性も含め~ 

本当に辛かったのは・・・

「心」であったのかもしれない・・・

が、しかし・・・

その「心」に寄り添い救ってくれたお姉さんなどに向けての・・・

『 すごく、幸せだった。 』

 

との「言葉と思い」も本当であろう、、、と感じた次第でもあります。

そして、エリカ医師は、この番組内で、次のようなコメントも残しております。

 

『 自分が死にたいからといって、家族を傷付けてはいけません

  大切なのは、本人がきちんと別れを言い、家族が本人の気持ちを尊重する事です。 』

また、

『 もし、彼女(ミナさん)がスイスに住んでいて、長距離移動しなくて済むのなら、、、

  こんなに早く死を選ばなくても良かったはずです。 』

 

と。
おそらくですが、この後半の言葉は、「安楽死」を施して貰う為には、長距離移動(今回のケースでは、日本からスイスに赴く)に耐え得るだけの体力が残されているのが必要であり、もし仮に、日本でも「安楽死」が認められていれば、(長距離移動の為に体力を残す事のないギリギリまでという観点で)「こんなに早く」という意味合いでコメントしたのであろうと思います。

 

それでは、今回の番組のご紹介はここで終了ですが、皆さんなりの、様々な思いやご意見やご感想が、胸に去来した事とも思われます。
故に、この先、私が何かをコメントする必要性も無いかと思われますし、やはり、お一人お一人が「考える」事が大切なテーマであろうと感じます。

 

それを踏まえた上で、少しだけ私の視点を述べさせて下さい。
なお、ここでも、私は何かを(絶対的に)否定や非難をする趣旨も、そのような思いも全くございません。
皆さんなりの「考える素材」において、少しでも、何かしらの「考える」際のヒントにでもなればとの思いからのものであります。

 

まず、ミナさんが「私の願いでもあるんですよ。「安楽死」を、みんな(日本)で考える事は、、、」とコメントしていた通り、様々に「考え」、そして、様々な「意見などを交わす」のは、とても大切であり、必要な事でもあります。
なぜなら、