妹さんからのメール:
『 鎧を脱いで、人の助けを得ながら生きて欲しい。 』
それに対し、
ミナさんのコメント:
『 私に鎧を取って、これからは何も出来ない人で過ごすのもいいって、反発心もあったけど、反面、それを認めている自分もいた。 』
それに加え、
ミナさんのコメント:
『 (しかし)周りの人間も苦しい。
(家族が)お互いに疲弊する事が、容易に想像出来たんですよ。 』
それに対する妹さんの思いは、
妹さん:
『 姉の病気は大変重くて、絶望しかないように思いがちですが、こんな私でも生きていて良いんだと、人の力を借りないと生きられない自分でも良いんだ、という風に思って欲しかった。
「安楽死」でない方向へ気持ちが向いて欲しい。
その、一心でした、、、。 』
では、この番組では延命措置を選択した方も紹介されておりましたので、ここから少し、その方とご家族のご意見なども見つめて参ります。
その方は「鈴木 道代 様(女性・50歳)」で、45歳の時に、同じく「多系統萎縮症」と診断されました。
道代さんは、僅かに動く手や指を使って、パソコン上で意思を伝えたり、「イエス」の時は目を瞑ったりなどでコミュニケ-ションを取っています。
そして、道代さんには、お母様と娘さんがおります。
このような現状の中、これから先、人工呼吸器を使って生きていくかの確認を、お母様と娘さんは道代さんにする必要が生じていました。
その事について、次のように述べておりました。