第553回:『 過剰な欲望は無感動を引き起こす ~バブルの女帝と呼ばれた天才相場師から~ 』
【 その他参照ワード:株取引、投資、尾上縫、反面教師 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
欲望には、食欲や物欲や性欲など様々ありますが、
欲望を抱くのは「自然な感情」
という「事実」を受け入れる事が出発点です!
なぜなら、私も同じく欲望はあるからです(笑)
ただ、
自然な感情と、「当たり前と思う」事は違う
という点を忘れてはいけません!
そして、視点を変えると、
欲望は「目的」と言い換え可能
です(笑)
そして、目的はどれほど大きくても構いませんが、
過剰な欲望は、「自分」は然る事ながら・・・
「周りの人」も巻き込みがちになる・・・
という傾向が高くなります。
つまり、
目的と手段を取り違える
という事です。
そして、目的と手段を取り違えるに留まらず、
目的と手段の「違いや役割」すら分からなくなり・・・
それが昂じた行き着く先に、「何が待ち構えて」いるのか・・・
という視点を、今回は「考えて」下さい!!!
では、番組『 アナザーストーリーズ 』(NHK BS)から「 2兆円を借りた “ 女相場師 ” 」の回を少し眺めます!
【 バブルの女帝と呼ばれた尾上 縫(ぬい) 】
尾上 縫(ぬい)は、大阪の料亭で女将をしていました。
そして、彼女の「もう一つの顔」が、神のお告げで株の上昇を言い当てる、
天才相場師
でした。
この事から、彼女は、
バブルの女帝
と呼ばれるようになります。
しかし、一方で彼女は総額2兆7736億円を借り入れ、
個人としては史上最高額となる4300億円の負債
を抱えて「後に」自己破産し、逮捕されます、、、
当時は1980年代後半の「バブル期」でした。
証券取引を学ぶ教室も大人気となり、一般人が株や不動産に投資して利益を得る「財テク」ブームが起こっていました。
そして、料亭と呼ばれたとは言え、彼女が女将をしていたのは25坪ほどの、こじんまりとした小料理屋が「実態」でした。
しかし、大阪中の証券マンや銀行マンが、彼女の元に足繁く通うようになります、、、