【 当初は自殺に心が傾く 】
気持ちが変化する中、ミナさんが自殺をしようとしているのでは!?と感じた姉が、ミナさんを問い質しました。
すると、ミナさんから次の言葉が投げかけられました。
『 自分はいずれ寝たきりになって、今度はおしめを替えてくれても、「ありがとう」も「ごめんね」も、ろくに言えなくなる。
人にして貰って、「ありがとう」が言えなくなる人の気持ちを考えてみた事があるのか、、、 』
そして、当日の夕方、ミナさんは自殺を試みましたが未遂で終わり、その後も幾度か自殺を試みました。
そして、この頃からミナさんは安楽死を考え始め、ライフサークルにメールを送ります。
『 私が私である内に、安楽死を施して下さい。 』

【 家族の苦悩や葛藤 】
安楽死を実行する前後の、ミナさんの姉が話してくれた心境を紹介します。
『 私達は、間違った事をしてるんじゃないんだよね、、、
本当に、これでいいんだよねって、、、
本当に安楽死を受け入れていいのか、どうなのかと、苦悩がありました。 』
『 (ミナさんが)毎日のように自殺を考えて、苦しんでいた時の事を考えると、逆に、私達が取り乱す事も良くないだろうなって。
本人を悲しませる事になるし。
勿論、日本では(安楽死は)認められていませんから、誰にも伝える事も出来なかったし、誰にも相談する事も出来なかったし、、、 』

【 繰り返される自問自答 】
ここで、生前のミナさんが胸の内を語ってくれた「肉声(思い)」の一部を紹介します。
『 私が寝たきりで、天井をずっと見つめてても、苦しがっている様子を見ても、生きてて欲しいって言いますか? 』
『 (病気の進行により)確実に私が私らしく無くなるんですよ。
それが怖かった。
天井を見ながら毎日を過ごし、時々食事を与えられ、時々おむつを替えて貰い、果たして、そういう風な日々を毎日過ごしていて、それでも生の喜びを感じているのか、生きていたいと思っているのか、自問自答するわけです。 』
『 自分で死を選ぶ事が出来るということは、どうやって生きるかということを選択する事と、同じくらい大事なことだと思うんです。
私の願いでもあるんですよ。
安楽死を、みんな(日本)で考える事は、、、 』
