その全体像というのは・・・
私自身も当然の事ながら・・・
この世の、ほぼ誰もが理解する事は出来ない・・・
という点を大前提として踏まえる必要性があります。
しかし、
理解出来ない事と・・・
そこから目を背ける(見ないようにやり過ごす)事とは・・・
全く違う・・・
という視点も同時にとても大切なものになります。
そこで、まず、今回の事件に関して、
自殺(自死)をするのに他の人を巻き込んではいけない!
という見解がある一方で、
自殺(自死)をするのなら一人でやるべき、、、という意見だけが一人歩きすると・・・
同じような悩みや苦悩を抱えている人を追い込む事になり・・・
逆に、今回のような事件を再度引き起こしかねない・・・
という見解が色々と醸し出されています。
私自身は、このどちらの意見も分かるような部分もありますし、ある意味においてはどちらも「正論」とも感じますが、これに関しては後ほどコメントして参ります。
そして、今回のような事件は、加害者自身の自殺(自死)という面では、銃の乱射事件や自爆テロなどとも確かに重なって見える部分もあります。
また、これも繰り返し引き起こされている、様々な無差別などの殺傷事件においても、自らで自殺(自死)をしなくとも、心の内面においては、そのような事件を引き起こす事によって、司法の場における死刑制度を自殺(自死)の助けとして活用している側面があるのでは、、、などの見解もあります。
そして、ここは誤解の無きように改めてお伝え致しますが、どのような理由があるにせよ、他の人を傷付けてはならないのはその通りであり、また、このTOPICSにおいても自殺(自死)はしてはいけないとお伝えしておりますが、今回のような事件における自殺(自死)と、例えばご病気などでとても苦しんでいる最中に行動に移してしまった自殺(自死)などを同列に論じる事は、当然の事ながら出来ません。
また、このようなご病気などに限らず、何かしらの人間関係や経済状況などを理由に自殺(自死)を選択してしまうケースでも同様です。
そして、今回の事件のような自殺(自死)は、ひとまず脇に置いて考えてみると、ご病気や他の理由における自殺(自死)の心の内面においては、
四方八方、手を尽くしたが・・・
他に自らを救える道が・・・
見つからなかった・・・
という心境である事が多くにあるとも感じます。
では、不謹慎な例えを敢えて活用致しますが、