そして、今回のような事件と憑依とを安直に結び付ける事には、勿論、反論も成り立ちますし、様々な思いや見解が出て来るのが当然でもあります。
ただ、このような憑依現象に関しては、昔から医学(精神学)や科学、心理学、人類学、哲学、宗教学などにおいても多数の論文が存在しているのも事実でもありますし、科学などの観点では(実証を試みる)研究なども行われてきているのも事実でもあります。
憑依という言葉はオカルトに分類されるのがほとんどですが、憑依を科学的観点から言い換えると、「(私達)人間の意識はエネルギーの一種であり、あらゆるエネルギーの性質は、高い所から低い所に流れる」という基本原理として既に証明されているものでもあります。
なので、今回お伝えしている内容というものは、時に見受けられるような、上っ面をなぞったような、現世利益のみを追求するかのような、フワフワした「一部」のスピリチュアルの視点とは違います。
しかし、このような研究が実証に至ってしまうと、世の中や社会においては不都合に感じる人が(多く)いるが故に、そのほとんどが、こちら(関心を抱いている人)からアプローチをしない限りは、日の目を見ぬような状況に置かれているのも、また事実でもあり真実でもあります。
そして、このような事件と憑依との関係性においては、
仮に、事件を引き起こしているのが憑依であるのならば、防ぎようがないのではないか?
との問いが数多く出てきますが、
それは間違い!
です。
なぜなら、
憑依というのは・・・
憑依をする側の原因や理由だけではなく・・・
必ず憑依をされる側にも原因や理由がある・・・
からです。
というのも、
私達の誰もが(私自身も含め)・・・
程度の差はあれ・・・
そして無自覚において・・・
日常的に憑依を受けている・・・
からでもあります。
そして、
(特に強固な)憑依とは・・・
一足飛びに、また、瞬間的に起こり得るものではなく・・・
それなりの時間を掛けて影響が及ぼされていく・・・
という側面があります。
そして、これが本当に意味する所は、
どのような事であれ、決して憑依を言い訳にしたり、責任をなすりつけてはならない!
という所が本質になります。
では、皆さんも考えてみて下さい。