第506回:『 心と食の関係性 ~基本は安心ではなく安全&学校給食の誕生からも~ 』
【 その他参照ワード:食育、佐伯矩、栄養学、欠食児童、子ども食堂、KAPの方式、過食症、拒食症、美味しんぼ 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
小林製薬のサプリメントによる健康被害が問題となっていますが、まだ明確な原因は判明していない中でも、紅麹そのものが害では無いという冷静さを保つのも大切で必要です!
そして、敢えてコメントするまでもない事ですが、
食や体に取り入れる物は安全が最低必須条件!!!
です!
なぜなら、
安全であるからこそ安心に結び付くが・・・
思い込みによる安心は安全に結び付かない!!!
からです!
ちなみに、私も毎日青汁や乳酸菌飲料を飲んでいますが、毎日同じ製品を摂り続けるのではなく、3種類ほどをローテーションにして飲んでいます(笑)
そして、過食症や拒食症のように、
心と食は密接に繋がって重なっている!
のも事実です。
ここまで過度では無いにせよ、悩みがある時には食欲が落ちたり、逆ギレ!?のように暴飲暴食をしてしまったなどの経験は多くの人があるかもしれません(笑)
そして、現在は飽食の時代と言われるにも関わらず、同時に食糧難も起こっている矛盾した状況になっています。
また、飽食であるにも関わらず子ども食堂が数多く開設されていたりなども、、、
では、今回は2つの素材を活用して進めていきます!
皆さんも特に小学生の時には学校で給食を食べていたでしょうが、私は偏食だったので給食はあまり得意ではなかったです(笑)
そして、この給食がいつ、どのように始まったのかは多くの人も知らないと思います、、、
そして、心と食の関係性とは如何に、、、
そこで、ここから『 英雄達の選択 』(NHK BS)という番組から「 “栄養”で日本を救え! 食い物博士・佐伯矩の挑戦 」の回を簡単に見てみます!
日本の栄養学の父と言われた佐伯 矩(さいき ただす)という人物がいます。
佐伯は栄養学者ですが、次の言葉も残しています、、、
“ 生命 食に在(あ)り ” そして “ 人も国も 食の上に立つ ”
【 佐伯という人物と当時の日本の状況 】
佐伯は1876年(明治9年)に生まれ京都帝国大学で医学を学び、その後は東京の内務省伝染病研究所で細菌学を研究し、更にアメリカのイェール大学に留学して栄養の研究に目覚めます。
佐伯がアメリカで欧米文化に触れていた一方、当時の日本ではビタミン欠乏が引き起こす脚気が流行していました。
ちなみに、脚気の原因は細菌であるという説が当時は主流でした。
【 栄養素の発見 】
日本が富国強兵を掲げ日露戦争が始まった1904年(明治37年)に庶民の食卓を変える一大発見がありました!
それは大根に消化酵素のジアスターゼが含まれている事が分かり、特に大根おろしとして生で食べるのが効果的と大流行します。
勿論、それ迄も大根は漬物のタクアン(沢庵)として頻繁に食べられていましたが、値段の安さと身近すぎる食材という先入観から大根の評価は低く、タクアンばかり食べていては日本は滅ぶという「沢庵亡国論」なるものまで唱えられていました(笑)