カウンセリングの練習法 ~善意と悪意と正直と嘘という視点から~

プッシュ警部:
『 君の気持ちはよく分かる。 』

ブリジット:
『 ホント? 』

プッシュ警部:
『 私も信じてた人間にウソをつかれた。 母親さ。 』

ブリジット:
『 ホント? 』

 

プッシュ警部:
『 ひどいウソ。 父親は私が赤ん坊のころ家を出てしまった。 ある時、どこにいるか聞いたら“ もう死んだ ”と。 』

ブリジット:
『 生きてたの? 』

プッシュ警部:
『 ああ、ピンピンしてたよ。 』

ブリジット:
『 ママのことを怒った? 』

 

プッシュ警部:
『 もちろんだ、頭にきた。 翌日、テキサス州警備隊に入った。 行方不明の父を捜すためだ。 』

ブリジット:
『 見つけた? 』

プッシュ警部:
『 ああ、エルパソの郊外のバーで見つけたよ。 最低な人間だった。 卑劣でウソつきで乱暴な大酒飲みだ。 息子のことなど気にもかけてなかった。 私はどうしたと思う? まっすぐ家に戻り、母親に今までのことを謝った 』

ブリジット:
『 許してくれた? 』

 

プッシュ警部:
『 もちろんだ! 父親がどんな人間か知ってたから、私に会わせたくなかったんだ。 それで“ 死んだ ”とウソをついた。 最初は分からなかったが、母のウソは愛情だったんだ。 私を守りたかったのさ。 分かるかな? 』

ブリジット:
『 多分ね 。 』

プッシュ警部:
『 よろしい。 』

 

その夜、ジョーが帰宅するとブリジットはジョーに抱きつき「パパの大ウソつき!」と笑顔で仲直りしました(笑)

 

 

では、プッシュ警部の話には続き!?ウラ!?がありますが、それは最後にお伝えするとして、シンプルな締め括りに入ります!

 

【 今回の総括 】

TOPICSでは、

 

最も問われるのは真の動機

 

と、これも幾度も伝えている視点ですが、

 

この真の動機も 何が正しくて??? 何が間違ってる??? という点を考え過ぎてしまうと・・・

行動という《 実践 》を躊躇(ためら)わせる懸念も生じる

 

というのも見落としがちな視点になります。

そして、このような落とし穴に嵌(は)まらない為にも、

 

常日頃から自分の出来る範囲内で構わないので・・・

自らの《 思い・言葉・行動の一貫性を保つ 》事を心掛ける

 

という事が役立ってくれます。

そして、これにより、

 

嘘も方便の《 真の価値 》を活用出来るようになる

 

という流れになっていきますが、

 

もしかしたら《 真の意味 》での嘘も方便を使い分ける事が出来るか出来ないかが・・・

大人と子どもの分岐点・・・

 

なのかもしれません(笑)

 

果たして、今の世において《 真の大人 》はどれほど存在しているのでしょうか、、、

そして、もしかしたら正直という面では今の大人は子どもよりも劣っているのかもしれません、、、

そのような大人にも子どもの時代はあったはずなのに、、、

 

 

そして、今回のカウンセリングの練習法という側面は、特段に目新しい特殊な方法でも何でも無く、

 

想像力を活用して他者の様々な出来事等から自分なりに考え続ける事!!!

 

という、ごくごくありふれたシンプルな方法です(笑)

まさか、、、シンプルなものは効果が無い、、、などの思考に陥ってませんよね!?(笑)

 

【 プッシュ警部の嘘も方便 】

では、最後にプッシュ警部の続き!?ウラ!?ですが、事件も無事に解決し、プッシュ警部がお礼と別れを告げにアリソンの家にやって来て、そして別れ際にアリソンに話します、、、

 

プッシュ警部:
『 もし死んだ親父に会ったら、デタラメを言って悪かったと(伝えて欲しい)。 それで通じる。 』

 

そう言われてもアリソンには何の事やら全く訳が分からない中、

 

プッシュ警部:
『 何なら次女に聞いてみろ。 』

 

、、、と(笑)

 

※ 関連TOPICSはこちら

・ 『 カウンセリング・ヒプノ(催眠)・レイキの基本を日々の生活に活かしてみる 』

・ 『 螺旋状に成長するコミュニケーション&嘘も方便と真の動機 ~ドラマ「ミディアム」から~ 』

・ 『 嘘も方便から学ぶ真の動機 ~美味しんぼメタファー:過去も未来も変え得る力 』

・ 『 S.Light.M独自のカウンセリング(5つの特徴) ~自律・自立に向けて~ 』

 

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