私達人間の真に持続可能は心 ~アリの世界を擬人化して学ぶ~

第509回:『 私達人間の真に持続可能は心 ~アリの世界を擬人化して学ぶ~ 』

【 その他参照ワード:万物の長、食物連鎖、フェロモン、ヤマアリ、サムライアリ、SDGs 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

私達人間は自らを「万物の長」と称していますね(笑)

表現を変えれば「食物連鎖の長」という感じになるかもしれませんが、

 

自らがトップの地位にあると思い込み過ぎると・・・

「傲慢」な姿勢に陥り「感謝」を見失う!!!

 

という傾向が顕著に高くなります!

そして、これも表現を変えると、

 

学ぶべき存在がいない!?

 

という「錯覚」を起こす事になります!

そして、「他人事」と「自分事」という視点も幾度も伝えていますが、

 

比較対象が同じ人間であるが故に・・・

負けず嫌いな気持ちが生じやすい!?

 

というのは意外と抜け落ちている視点です(笑)

 

 

そこで、このような「人間同士」の落とし穴に嵌まらない為に「擬人化」という視点が活用出来ます!

つまり、

 

他の生命を他人事として眺めつつ自分事(人間の事)として捉える!

 

という手法です(笑)

 

では、ここから『 地球ドラマチック 』(Eテレ)という番組の「アリの王国 命をつなぐ物語」(元番組は2022年のフランスで制作)の回を素材として活用しますが、アリの世界を人間の世界に「重ね合わせて」眺めてみて下さい!

 

 

アリは恐竜の時代から存在し、1億年以上に渡り生命(種)を繁栄させて来ていますが、今回取り上げるのは「ヤマアリ」です!

そして、主人公は「3602番」と名付けられた働きアリと、「4813番」と名付けられた女王アリを世話する二人(二匹)です!

 

【 光を分け与える 】

「3602番」は1年前に生まれたばかりで、巣の外の世界に出るのは今回が初めてです!

五ヶ月も冬眠し続け、ようやく春が到来しようという時季、、、

春の日射しが届きやすい地表近くで冬眠していた少数のアリが最初に「目覚め」ます。

 

そして、一番最初に取り組むのが太陽の光をたっぷり浴びる事です。

こうして体に熱を充分に「吸収」すると巣に戻り部屋(環境)を温めます。

更に、地中深くで冬眠している仲間に同じく熱を「与え」目覚めさせます。

目覚めた仲間は「自らも」地上に出て光を浴び、まだ目覚めぬ仲間に熱を与え、次第に多くのアリ達が活動し始めます!

しかも、この作業は僅か数時間で完了です(笑)

 

仲間が目覚めた事で「3602番」は巣の中で一番大切な女王アリの部屋へ向かいます!

女王アリは一生で一度だけ交尾し、その部屋の中で卵を生み続けていきます、、、

そして、女王アリの世話をするアリの一匹が、冬眠直前に生まれたばかりの「4813番」です!

 

ところで、例えば私達人間も冬山で遭難するとお互いに抱き合ったり、体をさする事で熱を回復させ「助け合い」ます。

そして、太陽の光は常に地球上に降り注ぎ、それが昼と夜を生み出し「眠る」という休息時間を創り上げてくれます。