では、長くなってしまい大変申し訳ございませんが、余談として一つだけお伝えさせて頂きます!
現在の新型コロナウイルスの影響により、「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という事がよく言われるようになりました。
確かに、今少しの間、全て一律ではなく、それぞれの状況に応じて、これらを活用するのも大切であり、効果もある事と感じます。
ただ、
「物理的」な距離感は・・・
「心理的」な距離感にも・・・
必ず影響を与えている(与えてくる)
という側面があります。
今の状況が長引けば長引くほど、この「距離感」というものを捉え辛くなったり、終息した暁でも、この「距離感」を取り戻す(想い出す)事が難しく感じられたり、上手く出来ないと感じる方は、今後増えてくる事と感じます。
そして、これらの事は、例えば、
広場恐怖症(他人の目が恐くなって家から出られなくなるなどの、一種の(強迫)神経症とされているもの)
などとも繋がりやすくなっていく可能性もあります。
ちなみに、先日あるニュースを見ていたら、コロナの影響によりお店を閉じざるを得なくなった事により、婚約破棄に至った事例が取り上げられておりましたが、中には、コロナに感染するのが恐いから!という理由で婚約を破棄された、とのケースもあるそうです。
ここまで来ると、開いた口が塞がらない感が満載のように感じますが、逆に、そのような人と結婚前に気づいて別れる事が出来て良かった!と、個人的には思ってしまいますし、きっとアドラーも同じ事を言うようにも感じます(笑)
また、聴覚が不自由な方などにおかれましては、相手がマスクをしている事で、口元が判別出来ずに、何を聞かれているのか分からず、スーパーなどでの買い物でも苦労しているというケースも起こっておりますが、現在の状況では致し方ない面もあるのも事実ですが、このような事象に関しても、「想像力」をより活用していく必要があるという視点も忘れてはならないものです。
少し話が逸れてしまいましたが、今回の番組では、この「広場恐怖症」についても少しだけ触れられておりましたので、締め括りとして、アドラーがこの「広場恐怖症」をどのように捉えていたのか?をお伝え致します!
広場恐怖症という(心の)現象は・・・
(一見すると)他人の目を恐がっているように見えるが・・・
実は・・・
皆の注目を集め・・・
自分が世界の中心にいたい!
と思っている事によるもの
との見解を取っているとの事です。
つまり、自分の思い通りに他人が応えてくれない事に「失望」していく事から、それが更に症状として結び付いていくと説明されておりました。
しかし、
この問いに対する答えも・・・
既にここ迄の内容において・・・
出て来ている!!!
という点も含め、宜しければ探し出してみて下さい(笑)
そして、最後に、ソーシャルディスタンスも含め、「距離感」を感じ取るには、「君」「あなた」などの自分なりの定義も必要になります。
そこで、2020年1月11日の、本年最初のTOPICS『 「君」、、、「あなた」、、、とは「誰」???・・・ 』におきましては、そのような視点もご紹介しておりますのに加え、その中で、私は次のようなコメントもしております。
『 2020年とは、ある種の、分岐点・瀬戸際など、どのような表現を用いても構いませんが、何かしらの「岐路」に立っているのは間違いありません。 』
と、、、
もし宜しければ、今一度(改めて)目を通してみて下さい!
ちなみに、次回のTOPICSでは今回のソーシャルディスタンスなどの視点を更に派生させて「新しい生活様式」!?なるものに切り込んでいきたいと思っております(笑)
※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。