「思い・言葉・行動」の繋がりと重なり ~手遅れは存在しないが怠惰はダメ~

そこで、最初に、

 

「思い」 = 「心」

「言葉 + 行動」 = 「体」

 

と捉えて頂ければ理解しやすくなるかもしれません。

まず、逆走などから始まり、事故も起こっている高齢者運転のケース(勿論、事故などに関しては年齢の高低によるものばかりではありません)ですが、特に運転免許証の返納に関しては、話し合いなどをすると、ご家族などによっては、気まずい雰囲気になったり、険悪な空気になってしまうケースもある事と思います。

 

そこで最初に、「心と体の繋がり」においても、年齢を「重ねて」くると「反応(速度)」などでは今までと違いが出て来るのは事実でもあり、これはある種の「(肉体を携えている人間としての)宿命」とも呼べるものであり、受け入れざるを得ない面は含まれています。
そして、運転免許証の返納においては、

 

「相手(ご家族等)」とのコミュニケーションも大切であるが・・・

やはり・・・

(高齢者という)当事者である「自分自身」とのコミュニケーションも必ず必要になる・・・

 

という大前提があります。
そして、この場合には、

 

「相手」となるご家族等においては・・・

「待つ(考える時間を与える)」という事も必要・・・

 

になります。
そして、「待つ」と言うコメントをすると、ご家族等の中では「でも、待っている間に取り返しのつかない事故を起こしてしまったら責任取れるの?」などの反論も出て来る事でしょうが、これは「取り違えた自己責任(論)」に繋がっていますので、そのような際にも、やはり、ご家族等たる皆さんが「自分自身」とのコミュニケーションを深く取った上で、もう一度考えてみて下さい。

なお、あおり運転は、先程から出て来ている、「「思い・言葉・行動」のネガティブな側面の一体化」である事は論を待ちません。

 

そして、次の事例としては、行き過ぎたアンチエイジングが当てはまります。
なお、これは、若々しくありたい!健康でいたい!などの「思い」を否定するものではありませんし、美容整形やサプリメントの摂取などの是非に言及している訳でもありません。
あくまで「行き過ぎた」という条件付きです(笑)
では、「行き過ぎた」という意味ですが、

 

行き過ぎというのは・・・

心と体の調和とバランスを崩すキッカケにも繋がり(やすく)・・・

最終的には・・・無意識の上で・・・

心と体の「両方」に「無理を強いる」状態に行き着き・・・

しかも、無意識であるが故に・・・

心と体に「無理を強いている」事に気づきづらくなっていく・・・

 

という面が現れてきます。
特に日本では「多剤服用」における「副作用(副反応)」の問題が取り上げられる事は少ないですが、ここには、サプリメントの摂取も多く占められているという研究結果も報告されています。

ちなみに、「多剤服用」という言葉を出しましたが、肉体の病気や精神の病気においても、やはり今の日本では、どうしても「体」のみに焦点を当て過ぎて、「心」の部分は置き去りにされている感を私個人としては強く懸念もしております、、、