発達障害から学ぶ様々な視点 ~二次被害を防ぐ視点も含め~ 

お互いにコミュニケーションを取る

 

という事が必要になってきます。
そして、今では、見た目や外見では障害が分かりづらいケースのような場合には、赤地に白色で「プラス(十字)」と「ハート」が記載された「ヘルプマーク」というのもありますので、特に「普通」と称されている人の側の方が、これを知っておくだけでもコミュニケーションの出発点としても活用出来ます
そして、このような言葉が、ご本人や親御さんなどにおいて助力になる事は少ないのかもしれませんが、

 

(発達障害という状況などにおいても)必ず他の人々に恩恵も与えている

 

という点は覚えておいて頂ければと感じます。
これは、先ほどからの、発達障害から学べる視点の中に、パワハラやセクハラやイジメ、あるいは、介護の場面などでも、共通に含まれている「問題提起」及び「解決の糸口」という側面があるからです。
また、「普通」の人が陥りがちな傾向として、

 

出来て当たり前

 

という事も挙げられます。
これは、発達障害の方に限らず、「普通」と称されている人の中でも「悩み」と感じている方々は、実は、とても多いです。
そして、両者に共通している「解決の糸口」の一つとしては、

 

(出来る事が当たり前なのではなく)出来る事を積み重ねていく

 

という視点の切り替えです。
これは誰もが、どのような事であれ、子どもの頃から行ってきている事でもあります。
そして、これも両者に共通する、ある種の永遠の問い掛けというのも存在しています。
それは、

 

「普通(あるいは、人並み)」って・・・何なのだろう???

個性(性格)と・・・他の人とは違う(障害なども含め)・・・という線引きは何なのだろう???

本当に、そのような線引きは存在するのであろうか・・・???

 

そして、今回ご紹介した番組の中で、ある中学一年生の男の子が、次のようにお話していました。

 

『 自分と障害は別ではないし、(障害は)敵でもない

  上手く付き合っていけたら、気持ちは楽になる。

  自分の事を知れば、(ちょっと)楽になる。 』

 

今回のTOPICSにおいては、敢えてカギ括弧で「普通」と書き連ねてきました。
そして、この男の子の言葉にある、

 

自分の事を知れば・・・

 

という点に関して、「普通」、あるいは、大人の場合でも、「自分の事を知る・・・」という事に、目を逸らさずに、どれだけ取り組んでいるでしょうか・・・???(笑)

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2019年9月28日の第273回目のTOPICS『 魂の視点に「普通(の人)って有り?無し? 』、2019年9月21日の第272回目のTOPICS『 ヒプノ(催眠)と魂の視点から考える「HSC(HSP)」 』、2018年9月29日の第221回目のTOPICS『 魂の視点から考えるAC(アダルトチルドレン)とインナーチャイルド 』などもございます!

 

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