終末時計でも手薄な!?ゲノムテクノロジー ~盲目にならない~

【 ナノポアシークエンサーの普及 】

2030年には遺伝子解析コストが「0円」に近くなるとの試算も出て来ましたが、DNAを解読する装置はシークエンサーと呼ばれ、従来は装置自体も大型で研究室から運び出す事も困難であり、値段も数千万円から数億円でした。

更に、読み取る事が可能なDNAの配列も100文字から、せいぜい700~1000文字程度であり、それが故に読み込んだ部分部分を繋げ合わせて解読していた事から手間も時間も掛かっていました。

 

しかし、既にハーモニカ程の大きさで野外への持ち運びも出来、その場で解読も可能であり、しかも1万文字、10万文字、100万文字など、DNAの全部を読み込める事が可能な「ナノポアシークエンサー」という装置が開発されています。

そして、多くの大学や研究施設等で普及が進んでいますが、何よりもその装置は10万円台で買えるという値段(安さ)も普及の大きな要因となっています。

勿論、技術の進歩という意味では悪い事ではありませんし、今後はDNAのみならず、この装置を使って、より複雑なタンパク質も解読出来るようにする為の研究や開発も進められています。

 

 

【 常識を疑う姿勢も大切で必要 】

そして、世の中や社会では、

 

普及し続けて(普及が拡大して)いくと、いつの間にかそれが《 当たり前 》となる

 

というのは、皆さんもスマフォなどで既に《 経験 》しているものです(笑)

ただ、このような「当たり前」や、いわゆる《 常識 》になるに連れて、

 

(それに対する)《 説明 》も行われなくなり説明を求める事もしなくなり・・・

《 常識を疑わない 》という側面が加速と強化されていく・・・

 

という事も《 同時に 》意味しています。

特に私自身も含め、日本の教育(現場)では《 常識を疑うように 》とは教えられていない傾向が(とても)高いです。

 

そして、冒頭でもコメントしたコロナワクチン(mRNAワクチン)でも、あくまで「緊急承認(特例承認)」から数年しか経っておらず、《 長期的影響は未知数 》でありながらも、インフルエンザワクチン等にも続々と同じ仕組みが投入されています。

まるで、

 

それが・・・さも・・・当たり前であるかのように・・・

 

というのが実状(実態)になりつつあります。

その一方で、

 

当たり前の事を当たり前に出来なくなっている人が増え続けている・・・

 

というのも現在の世の中や社会における事実ですが、

 

当たり前の事が当たり前に出来るのは倖せでもあり奇跡でもある

 

それと同時に、

 

本当に当たり前というのは存在しているのか???

 

という視点は、特に《 安全性 》の面では欠かせないものになります。

勿論、これは医療分野のみならず、食べ物など特に《 体に入れる(体内に取り込む) 》性質の物では尚更です。

故に、今年のこれ迄のTOPICSでは《 蓄積 》という視点をポイントとして取り上げ続けています!!!