誰かや何かの為にという落とし穴!? ~絵本動物会議&里親制度より~

では少々長くなってしまいましたので、締め括りに入って参りますが、今回の《 誰かや何かの為に 》というのは、

 

《 一見すると 》・・・

とても素晴らしく素敵で善良なもののように感じるが・・・

一部の造られた《 美談(風) 》も同じような側面を兼ね備えている・・・

 

という点に《 気づける 》ようにして下さい。
勿論、《 全ての 》誰かや何かの為や、美談(風)を指している訳ではございません。

そして、中盤では「里子を支援をしている方は、『 子どもの為とは大人にとってはまるで逆で、子どもの為とは言いながら実は自分の為 』」とのインタビューもご紹介致しましたが、

 

誰かの為なのか・・・自分の為なのか・・・

これも《 (過度な)二者択一 》に陥らない事・・・

 

が大切で必要になります。
これを表現しているのが皆さんもご存じの《 情けは人のためならず 》という言葉です。
また、《 他人事と自分事 》でも同じく当てはまってきます。

そして、先程のインタビューを受けた方の『 実は自分の為 』というご発言の真意にあるのは、

 

実は・・・自分(大人)の《 為にだけ 》・・・

 

という意味であるのは既にお分かりかと思います。
そして、TOPICSでは《 (自己)矛盾すら活用出来る 》ともお伝えし続けておりますが、

 

大人が子どもの為にと言う際には・・・

敢えて自分の為にも・・・

という《 自覚 》を持つ事が大切で必要・・・

 

となります。
この意識を持つ事により、

 

《 落とし穴 》に嵌まらない・・・

 

という事が実現しやすくなります。
そして、このTOPICSを継続して御覧になって頂いている方におかれましては、うっすらとでもお気づきになられている事かもしれませんが、

 

美談も《 身の回りに潜む 》落とし穴と言えるが・・・

誰かや何かの為に・・・という《 問い掛け 》とは・・・

最も問われるのが真の動機!!!

 

と同じ意味であり、

 

真の動機における落とし穴とは・・・

《 自らで創っているもの 》だからこそ・・・

(事前に)《 気づけば 》充分に回避する事が出来る!!!

 

という事になります!

 

では、今回も長くなってしまい恐縮ですが、今回のテーマに関連する二つの余談!?をチョットだけコメントしてみますので、皆さんも考えてみて下さい!