誰かや何かの為にという落とし穴!? ~絵本動物会議&里親制度より~

【 思いと言葉が裏腹 】

2022年1月、沖縄県に親と姉妹の仲の良い4人家族がいました。

そして、5歳の妹は(引き取られた)里子ですが、生後5ヶ月から家族として暮らして来ました。

 

すると、青天の霹靂の如く、実の親から娘(妹)を引き取りたいと児童相談所に連絡が入りました。

そして、児童相談所は申し出を認諾し、

 

妹は家族から突如として引き離されて(引き剥がされて)しまった・・・

 

という事態になりました。

妹は勿論、里親も然り、共に暮らして来た姉も、いきなり涙の別れとなってしまいました、、、

 

 

しかし、この対応が問題となり、沖縄県は2022年4月に第三者委員会を設置し、児童相談所の対応を検証する事にしました。

そして、一連の騒動を取材していた人が、第三者委員会と児童相談所も含め、

 

今回の出来事に関与している皆(大人達)が・・・

《 口を揃えて同じように 》次のような事を言っている・・・

 

という奇妙な事実に気づきました、、、

 

それが、

 

子どもの為に・・・

子どもの最善の利益の為に・・・

この子の事を第一に・・・

 

など、、、

 

 

そして、里親も児童相談所の対応に対し、

 

子どもの為にもならない・・・

子どもの為に(このような事があってはならない)・・・

 

と話していました。

そして、妹は(里親が)実の親では無い事を、まだ知らされていませんでした、、、

 

そこで、里親は児童相談所の措置(子どもの引き離し)の差し止めを求め、裁判所へ提訴しました。

しかし、

 

裁判所は訴えを即日却下・・・

 

しました。

その理由が、

 

訴えを起こす資格(原告適格)が里親には無く・・・

訴えは(児童福祉法には規定が無いから)不適法である・・・

 

とのものでした、、、

 

 

【 里親制度とは 】

里親制度に関し、少しだけ説明します!

(虐待や親の病気など)様々な事情で家族と暮らせない子どもを、

 

公的に育てる仕組みが「社会的養護」

 

です。

そして、児童相談所から委託を受けて、子どもを家庭に迎え入れ、養育するのが里親(制度)です。

 

ただ、「特別養子縁組(制度)」とは違い、

 

里親と子どもに法的な親子関係は無く・・・

親権を所有しているのは実親・・・

 

です。

 

 

そして、今回のケースのように、児童相談所から里親委託を突如として解除され、別の里親や施設に移る子どもの数は、全国で年間400人あまりいるそうです。

そして、引き離される時に子どもには、《 理由や事情など 》を知らされないケースがとても多いそうです。