誰かや何かの為にという落とし穴!? ~絵本動物会議&里親制度より~

多くの子ども達(里子)が・・・

大人は信用出来ない・・・

《 だから 》大人には本音を話せない・・・

 

との意見が多く、その最大の理由(原因)として、

 

大人が当事者たる子どもの気持ちや想いや意見を聞いていない(一切考慮していない)・・・

 

という図式が描かれてしまっているのが分かって来ました。
そして、

 

子ども達に選択をさせるという事もほとんど行われていない(大人が一方的に決めてしまっている)・・・

 

という《 現状(現実) 》も明らかになって来ました。

そして、このような実状に関し、実際に里親家庭で育った方は『 子どもの為とは言いつつ、子どもの思っている事などを実際には大人は聞けていない 』との本音であったり、外部から里子を支援をしている方は、

 

『 子どもの為とは大人にとってはまるで逆で、子どもの為とは言いながら実は自分の為 』

 

との趣旨の事をインタビューでお応えになっておりました。

ところで、TOPICSでは《 コミュニケーションにおいてトラブルになりがちなのは、意見や見解の相違である事は少なく、お互いに敢えて避けている隙間(話題)に生じる 》と、これも幾度もお伝えしている事ではありますが、全てのケースとは言いませんが、今回のような問題の背景には、

 

それ以前に子どもが本音を話せない(避けてしまっている)原因を創っているのは・・・

大人側である・・・

 

というのはお分かり頂けるかと思います。

そして、このような児童相談所などの行政の対応(措置)におきましても、現状の法律の規定なども関係してくる面や、また悪気などは無い事でもあろうとの推測や、人手や専門職が不足しているなどの体制が整っていない面もある事でしょうが、

 

法の不備という《 不作為(改善を怠っている) 》を・・・

相変わらず大人側(法律を制定する政治家のみならず、多くの「無関心層」も含め)が続けている・・・

 

のも事実であり真実であり、これが《 (今の日本における)現実 》です、、、

ちなみに、2023年2月、先程の第三者委員会は報告書をまとめ公表しましたが、その中でその後の妹さんは引き取りの申し出をした実親ではなく、、、《 別の 》里親に育てられている、、、という事も公表されました、、、

 

あくまで私個人の感想と致しましては、今回の親御(里親)さんも生後間もない頃から共に人生を過ごし、子どもさんにおいても実の親であるかどうかという問題ではなく(それすらもまだ理解出来ないご年齢である事も含め)、親御さんとお姉さんからの愛情を受け続けていたにも関わらず、いきなりある日、突如として引き離されて(引き剥がされて)しまうというのは、、、酷い仕打ちを通り越し、、、呆れるにも程があるを追い越し、、、とても悲しい想いです、、、

 

このような仕打ちを受けた子どもさんが、、、どうやって大人を信頼し、、、どうして人間を信用出来るのでしょうか、、、

大人や人間を信頼や信用出来なくても無理からぬ事でもあると感じますが、皆さんはどう思われるでしょうか、、、

 

そして、今回のようなケースとも関連し、今後は《 内密出産 》も更に増えていく事が充分に考えられる(予想される)事からも、

 

私(瀬川)自身を含め・・・大人達は・・・

真剣に《 生命 》というのを考える事が急務となっている・・・

 

と個人的には強く感じます、、、

ちなみに、2023年1月14日の第441回目のTOPICS『 公明正大という救世主:前半 』の冒頭におきましては、

 

『 2023年は生命(とは何か)が問われる・・・

  そして生命の中には・・・

  いかにして生きていくのかという姿勢も含まれる・・・ 』

 

と既にお伝え済みでもあります、、、