2022年下半期へのメッセージ:前半 ~日々の思い・言葉・行動の実践~

《 4月30日:今のあなたは大人?子ども? ~子ども時代のヒーロー!?藤子不二雄(氏)から~ 》

この回では藤子不二雄Aこと、故 安孫子 素雄 氏を取り上げました。
そして、2019年の番組で放映された安孫子さんのインタビューの一部をご紹介しておりましたが、その一部には、

 

〖 だから、これからどんどん今の子ども達は未来に向かってね、あんまり希望がない世界に陥ってるんで、、、
  まぁ、僕なんかもうすぐいなくなるからいいけど、これからの若い人とか、子ども達の将来がね、もうそれこそ、日本だけじゃなくて、地球そのものがね、だんだん、こう破滅に向かってるような気がするんですよね。

  やっぱり、かなりグレーからブラックに近づいてるんじゃないでしょうかね。
  社会そのものがね、人間もそうですし、非常に寂しい事ですけどね。 〗

 

など。
そのような点も踏まえ、

 

『 「大人」は「子ども」時代を「重ねて」来たからこそ「今(大人)」が存在しています 』

 

とのコメントと共に、

 

『 「今のあなた」は・・・

  「大人」(という自覚)ですか・・・

  「子ども」(という自覚)ですか・・・ 』

 

と最後に問い掛けをしておりました。

「自覚」という字は文字通りの《 (本来の)自らに目覚める 》との意味になりますが、その為には自らの言動等を《 振り返り 》、過去の自らを《 知り 》、そして未来(将来)の自らを《 考える 》という事になります。

 

《 5月7日:魂の視点ではカカア天下が望ましい!? ~レディ・サピエンス&司馬遼太郎 氏の妻から~ 》

この回では「レディ・サピエンス」というあまり耳(聞き)慣れない分野に光を当て、『 かつての考古学では男性優位の思想に支配され・・・女性についてはほとんど検証されていなかった・・・ 』との「事実」を元にし、それについて、

 

『 思い込みが・・・目を曇らせ・・・事実や真実から目を遠ざけ・・・それにより気づく事が出来ず・・・故に何も変わってこなかった(変えようとしていなかった)・・・ 』

 

と指摘させて頂き、

 

『 大人の姿(背)を・・・子ども達は見ている・・・母性と父性を活用しつつ・・・「人間性」に目を向ける事が最も肝心・・・ 』

 

との締め括りをさせて頂いておりました。

多様性の世の中とも言われており、それはそれで大切で必要な事でもありますが、何が多様性なの???との、迷いや悩みに嵌まってしまった際には、《 手始め 》として「母性と父性」の視点を活用し、「人間性」については動植物などの《 他の生命 》に目を向ける事も役立ちます。
、、、と言うより、目を向けなければならない状況です。

 

《 5月14日:分断させての接近という(自己)矛盾 ~人獣共通感染症とパンデミックから~ 》

この回では「人獣共通感染症」を取り上げ、《 今だけ 金だけ 自分だけ 》との言葉に象徴される現代の風潮に触れ、森林破壊などの《 人間の行為(行動) 》が人獣共通感染症によるパンデミックのリスクを高めていると指摘する、ガーナでウイルス研究をしている博士の以下の言を紹介致しました。

 

〖 全ては経済的な動機なんです。 (ガーナでは)みんなお金が無いんです。 だから未来の事など構っていられないんです。 悲しい事ですけどね。 森林破壊とか都市化とか全ての国がやっている事です。 次のパンデミックはガーナから始まるかもしれませんし、どこの国でも可能性はありますよ 〗

 

と。
そして、

 

『 「知る」とは「情報」に接する事であり・・・「情報」の多くは「暗示」としての働きも兼ね備えている・・・自らでも気づかぬ内に・・・情報という暗示に飲み込まれるのみならず・・・情報という暗示に弄(もてあそ)ばれるようになってしまう・・・ 』

 

とのコメントと共に、

 

『 果たして・・・今の私達は生きている命と言えるでしょうか・・・今の私達は命を生きていると言えるでしょうか・・・そして・・・生かされているという視点が抜け落ちてはいないでしょうか・・・ 』

 

との問い掛けをさせて頂きました。

新聞やテレビ等は以前には《 公器 》などと言われていた時代もありましたが、もはや《 死語 》なのかもしれません。