第406回:『 魂の視点ではカカア天下が望ましい!? ~レディ・サピエンス&司馬遼太郎 氏の妻から~ 』
【 その他参照ワード:ホモ・サピエンス、男尊女卑、家父長制、考古学 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
まず最初に、カカア天下の言葉から、LGBTQの人や、結婚をしていない人や、子どもがいない人も大勢います。
つまり、
世の中や社会では、誰一人として・・・
誰かと同じ人生を歩んでいる人はいない・・・
という事実からも、カカア天下の言葉に「他意は無い」ので、その点を理解下さい!
そして、今回は二つの素材を「代弁」として活用しながら進めます!
【 レディ・サピエンスとは 】
「レディ・サピエンス」という言葉を、聞いた事はありますか???
平たく表現すると、
ホモ・サピエンスは、「(賢い)人間(人類)」という意味で使われ・・・
レディ・サピエンスは、「古代のホモ・サピエンスの女性」という意味で使われる・・・
という事です、、、
早くも、何か「違和感」を感じた人は、勘がいいかもしれません!?(笑)
ところで、《 レディース & ジェントルメン 》という、「皆様」を意味する言葉は聞いた事があるでしょう。
私がこの言葉を聞いて、すぐに思い浮かぶのが、ドリフの『 8時だヨ! 全員集合 』の《 This is 早口言葉! 》のコーナーです(笑)
ただ、最近ではこの言葉も「性の多様性」の観点から、飛行機のアナウンスでも使われなくなり、遠からず「死語」になるのかもしれません、、、
ちなみに、魂の視点は、
「死後(あの世)」のみに活用される訳ではなく・・・
「今(この世)」に活用されてこそ、真に意味あるもの!!!
になります(笑)
では、番組『 コズミック フロント 』(NHK BSプレミアム)から「レディ・サピエンス」の回を少し眺めつつ、古代の旅に一緒に向かいましょう!
【 先入観や固定観念に囚われていた考古学 】
番組の冒頭部分では、次の事が趣旨として紹介されます、、、
それは、
かつての考古学では、「男性優位」の思想に支配され・・・
女性については、ほとんど「検証」されていなかった・・・
1868年、フランスにあるクロ・マニョン遺跡で最初の発掘が行われました。
すると、2万7千年前の旧石器時代の複数の人骨が見つかり、一緒に埋められていた石器から、狩猟が行われていた事が判明しました。
しかし、発掘当時の考古学では、狩猟は男性のみが行うという「先入観や固定観念」に囚われていました。
故に、この遺跡で発見された人骨は男性と「断定」されました。
ところが、2006年の再調査で、人骨には女性も「含まれていた」事実が判明します、、、
更に1872年、イタリアとフランスの国境にある、ヴェンティミーリア洞窟遺跡で旧石器人の埋葬跡(地)が見つかりました。
この時も、見つかった人骨の「頑丈さと見た目」から、男性と断定されました。
ところが、これも近年の調査で、人骨は女性である事が判明しました。
更に埋葬品などから、この女性は「重要な地位」に就いて、手厚く葬られた事も分かって来ました、、、