【 目的の為には手段を選ばず 】
交渉に進展が見られない中、オリオールズでは遠山部長の(心と心の繋がりを重視する)正攻法に異議が噴出します、、、
例えば、ある人は『 (小次郎の)横っ面を一億の札束でひっぱたいてみるんです! 』などと主張します(笑)
しかし、遠山部長は『 金で動くような男じゃないよ 』と、断固として反対します。
すると、小次郎の憧れのパイレーツの玄海オーナーが、オリオールズに次の話を持ち掛けました、、、
小次郎を(ひとまず)オリオールズに入団させ・・・
その後(すぐに)オリオールズは、小次郎をパイレーツにトレード(移籍)し・・・
その見返りとして、パイレーツから(小次郎に)見合う選手をオリオールズにトレードする・・・
いわゆる、三角トレード・・・

ちなみに、実際の日本のプロ野球でも、「 空白の○○ 」と言われる出来事がありました(笑)
しかし、遠山部長は反対します、、、
遠山部長:
『 話にならん
(三角トレードを受けるべきという人に向かって)ばかなことをいいなさんな
損得の問題じゃない
道義上それはできんよ 』
小次郎の預かり知らぬ所で、大人の策謀がひしめき合っている中、遠山部長はオリオールズのオーナーから、最後の交渉の機会を託されました。
しかし、それは同時に、『 これで駄目なら諦めてくれ(三角トレードを強行する) 』との意味合いが含まれていました。
遠山部長は心の中で思案します、、、
遠山部長:
『 いかん 三角トレードなど絶対いかん・・・
これをやったら球界は大変なさわぎになる
社会的大問題にまで発展して オリオールズは球界を追放されかねない
しかも その三角トレードを受けかねない
それだけ思いきったことをする男だ
それが 新田小次郎なんだ! 』

ここ迄の内容で、あなたなりの新田小次郎像、遠山部長像を抱けましたか???(笑)
では、更に先に進みます!
【 夜討ちの遠山部長 VS 小次郎の意地 】
年の瀬の12月31日の夜、遠山部長は小次郎宅を訪れました。
そして、小次郎の母が遠山部長の応接をします、、、
遠山部長:
『 いや すまんです
ご迷惑もかえりみず 失礼千万の訪問 なにとぞおゆるしください
どうしても小次郎くんと腹を割った話をしたくて・・・
いてもたってもいられずまいりました
お話さえできれば・・・
そして納得さえいけば
私もこれを最後に来年はまいりません 』

しかし、小次郎は面倒に感じ、自室に籠もります。
すると、小次郎の母は涙を流しながら、小次郎に訴えます、、、
小次郎の母:
『 おまえって子は 血も涙もないの 』
小次郎:
『 母さん そんな情の問題じゃないだろ
失礼してるのはおれのほうだぜ
おれの決意に対する侮辱だぜ 』
小次郎の母:
『 ちがいます!! 』
母は小次郎の頬を叩きました、、、

小次郎の母:
『 血の通ってる人間なら そんな鬼のような仕打ちはできないはずです
母さんがお腹をいためて産んだ子です 父さんが愛情をもってそだてた子です!
そんな鬼のようなことができようはずがありません 』
小次郎:
『 そうさ そして男の意地をじいちゃんにたたきこまれた子さ 』
やはり、小次郎は遠山部長に会うのを拒否します、、、
ちなみに、小次郎の祖父は、小次郎の母のお父さんです!!!