「芯」に惚れ込む ~時と場合によっては頑固や意地っ張りも活用してみる~

【 浪人生活の始まり 】

小次郎に会うのを拒否をされた遠山部長は、小次郎の両親の引き留めにも丁重にお断りをしました。

そして、両親に次のように話し、その場を去りました、、、

 

遠山部長:
『 指名以来 今年は本当にご迷惑をおかけしました

  オリオールズの人間としてでなく

  遠山個人としてほれてしまったものですから

  しつこい数々のご無礼わかってください

  新田さん よいお年を 』

 

 

その場面を見ていた記者が、記事で徹底的に小次郎を叩く事を武蔵くんに宣言しました。

しかし、記者に対し武蔵くんは反論します。

 

そして、武蔵くんの反論を聞いていた小次郎は、球界関係者や記者や、その他の大人よりも、

 

小次郎の「真意」を理解している!!!

 

という事に気づき、武蔵くんをパートナーとして認め、二人の浪人生活が始まりました(笑)

 

 

一方、大晦日の小次郎宅への訪問を終え、遠山部長はその足でオーナー宅に報告に向かいました。

すると、オーナーは三角トレードを強行する含みを持たせ、遠山部長に暇(この件から手を引けの意味)を出しました。

 

遠山部長はこの件を小次郎に伝えねばとの強い思いを抱き、更にその足で小次郎宅へ向かいます。

しかし、その道中、疲労による心臓発作で倒れてしまいました、、、

 

また、小次郎と武蔵くんは、

 

悪者とのレッテルを貼られ・・・

練習する場所も貸して貰えず・・・

周囲の大人を敵に廻す格好・・・

 

となりました、、、

 

 

【 伝わりつつある遠山部長の思い 】

ある日の夜、遠山部長の息子が小次郎を待ち伏せし、三角トレードについて問い質しました。

しかし、当の小次郎にも初耳でした、、、

 

そこで、小次郎は武蔵くんと協約を調べ、水面下で進行している三角トレードの計画を理解しました。

その矢先、第5回交渉と称し、遠山部長を無視したオーナーと監督が、お忍びで小次郎宅を訪れました。

しかし、小次郎は同じく会うのを拒否します、、、

 

小次郎の母:
 社長さん 小次郎の気持ちもわかってあげてください

  遠山さんのご熱心な交渉に4度もあわないできた小次郎です 』

 

そして、小次郎に意地をたたき込んだ祖父も話します、、、

 

小次郎の祖父:
『 社長でも監督でも拒否は拒否

  同じなんじゃよ 小次郎には・・・

  いかにオーナーとはいえ 小次郎がもしあったら遠山さんの立場はどうなります

  4度の苦労がそれこそ 子どものつかいになっちまうじゃありませんか

  どーぞ おひきとりください 

 

 

オーナーと監督は、大いに腹を立てて帰りました!!!

では、小次郎がたたきこまれた意地の一端が、薄々見えて来ましたか???(笑)

 

病床の遠山部長は三角トレードを阻止すべく、小次郎の家に電話を掛けました。

そして、その結果を息子に話します、、、

 

遠山部長:
『 わしのほれんこだ男に くるいはなかったぞ

  三角トレードみごとにことわったぞ

  小次郎くんはオーナーにもあわなかったそうだ

  わしの面目も考えてくれたんじゃろ

  新田小次郎は ありゃ正真正銘 筋金入りの強情じゃのォ 』

 

と、喜んで話しました、、、

 

 

【 徐々に理解し合う二人 】

間もなく遠山部長は退院を迎え、小次郎と武蔵くんは草野球チームに参加したりなど、淡々と日々の練習を続けていました。

しかし、次のドラフト会議の日が近づくにつれ、小次郎の心の中には葛藤が渦巻きます、、、

小次郎:
『 そこ(クジという、運を天に任すしかない事)がなんともいやなんだ 力と力がぶつかりあう世界なのに その力がなんの役にもたたんということが 』

 

そのように、小次郎が悶々と過ごす日々の中、遠山部長は小次郎に電話を掛けます、、、

 

遠山部長:
『 なあに あえないとわかっていて つい行きたくなるわしの勝手というものじゃ 小次郎くん 気にしないでくれ 』

小次郎:
『 はい・・・ つきましてはひとつ 最後のわがままをきいてほしいのですが

  今年のドラフトはオリオールズの指名を抜かせていただきます・・・ はい・・・

  つまり 指名権の同意書は出せないということです 』

 

遠山部長:
『 い いや当然そうあるべきとわしも思っていた

  希望球団に入りたいために一浪したきみなんだからね・・・

  12分の1より 11分の1の確率に賭けて すこしでもという気持ちは当然だよ 』

小次郎:
『 わかっていただけて ありがとうございます 

 

遠山部長:
『 小次郎くん わしからもひとつたのみがある

  今年のドラフトがどういう結果になろうとも 二浪だけはとどまってほしい・・・

  くれぐれも肩だけは大事にな 』

 

そして、電話を終えた遠山部長は息子に話します、、、

 

遠山部長:
『 この一年間 まっこうから無謀とも思えるドラフト制度に挑戦してきたんだ・・・

  ああいう男がひとりくらいいてもいいじゃないか

  ( 「しかし希望が叶わなかったらどうするんだよ?」という息子に向け )それでも初心をつらぬく男だよ・・・

  ばかげているだがな 』

 

と、涙を流しながら話しつつも、どこか晴れ晴れとしている遠山部長でした、、、

 

 

しかし、その直後に、小次郎の憧れのパイレーツのオーナ&監督の玄海が監督を辞職し、さすがの小次郎にも少し動揺が走りました(笑)