前半:心の軸を保つ ~E・キューブラー・ロス氏とPCIT(親子相互交流療法)から~

では、二つ目は、

 

《 命令 》 → 親など:『 飛行機の先端は、四角形(の積み木)じゃなくて、丸形(の積み木)を使うんだよ 』などを控える

 

というものです。
このように、親などの(飛行機とはこうあるべきなどの)「固定観念や先入観」を押し付けてしまっては、「自由に遊んでいいよ!」の趣旨(約束)が損なわれてしまいますし、そもそもの「発想力」、ひいては「多様性」への理解という扉を閉ざしてしまう事にもなりかねない可能性を生み出してしまうかもしれません。
そして、三つ目の、

 

《 批判(や皮肉) 》 → 親など:『 何か、、、格好悪いね、、、 』などを控える

 

などは分かりやすい事と思います。
私達大人でも、例えば自分で好きで着ている洋服などのセンスや、あるいは、女性の方であればメイクや髪型などに、あれやこれやと注文?を付けられると、いい気はしませんよね(笑)

では、「Do スキル(行う)」の一つ目に進みます!

 

《 褒める 》 → 親など:『 とても素敵な色の積み木を選んだね! 』などの言葉掛けをしてみる

 

というものです。
その他には、例えば、子どもさんが『 そこの積み木を取って 』などと言われて取って上げた際に、『 ありがとう! 』などと話せたら褒めてあげるなども同様です。
二つ目は、

 

《 繰り返す 》 → 子ども:『 飛行機を作ろうかなぁ~ 』
         親など:『 飛行機を作るんだねぇ~ 』などの言葉掛けをしてみる

 

というものです。
やはり、ちゃんと自分の(している)事を見てくれている(見守ってくれている)というのは安心感にも繋がりますし、更なる頑張りや奮起にも繋がり重なっていきます。
これは、職場などでの大人同士でも同様であるケースも多いかもしれません(笑)
また、このような事は「心に余裕」がないと、意外と?行うのが難しく感じるかもしれません(笑)
故に、自主性に任せるなどの、ポジティブな放任を除外するようなものでもありませんし、ましてや、見てくれているというのは、監視という意味ではありません!