【 PCIT(親子相互交流療法)とは 】
加茂 氏は、次の提案もしています、、、
親がイライラしない為の方法
その方法とは、
1日5分間で良いので・・・
子どもとの「特別な時間」を作る!!!
という事です!
具体的には、子どもと一緒に遊ぶ時間になりますが、
子どもに遊びのリード(主導権)を取らせ・・・
親はそれに付いて行くだけ・・・
という方法です。
更に、遊んでいる5分間だけは、
子どもに対し命令や質問や批判をしない・・・
という事です。

そして、これが1970年代にアメリカで開発された心理療法の一つ、
PCIT(Parent Child Interaction Therapy)(親子相互交流療法)
です!
そして、PCITは「1対1の関係(状況)」で行うのが基本とされています。
また、主に「2~7才の子ども」と「その親」が対象とされています。
そして、
親子関係を良くし・・・
問題行動のある子どもへの対処に始まり・・・
虐待の再発を防ぐ事にも役立つ!!!
と言われます!

【 2つのスキルの大別 】
具体的な例を挙げて紹介する前に、あくまで私個人の見解としては、
PCITは、必ずしも2~7才に限定されず・・・
中高生でも応用出来る!!!
と感じます!
勿論、例えば思春期の頃合では、ある程度ソッとしておく方が、効果を上げるケースもあります。
また、聞き分けの無い夫(大人)にも活用出来ます(笑)
故に、方法に関して神経質になったり、厳格に行う必要も無いので、
コミュニケ-ション スキル!!!
として参考にして下さい!
なお、紹介する具体例に関し、全てが番組で紹介されたものではなく、一部は私の視点からアレンジしているので、了承下さい!

PCITで活用する「スキル」を大別すると、
「Don’t スキル(行わない)」
「Do スキル(行う)」
の2つです!
そして、「Don’t スキル(行わない)」のポイントが、
《 質問・命令・批判(皮肉) 》を行わない
という事です!
一方、「Do スキル(行う)」のポイントが、
《 褒める・繰り返す・真似る・説明する・楽しむ 》を行う
という事です!

【 Don’t スキル(行わない)の具体例 】
『 今から5分間、目の前の積み木で、自由に遊んでいいよ! 』と声掛けし、子どもが飛行機を作る場面をイメージして下さい、、、
では、1つ目です!
《 質問 》 → 親:『 なぜ、飛行機を作るの? 』を行わない
勿論、例えば『 何を作っているの? 』は普通のコミュニケ-ションであり、悪い訳ではありません。
ただ、この場面では、
『 なぜ、飛行機を作るの? 』の背景に・・・
親の『 他の物を作れば!!! 』
など、
言外(言葉に現れない)のプレッシャーを子どもに感じさせない為
という点がポイントです!
ちなみに、私が開催しているヒプノセラピスト認定講座でも、
クライアントに対し、《 Why? なぜ? 》は出来るだけ使わない!!!
と教えている箇所もあります(笑)
なぜなら、
その《 Why? なぜ? 》が分からないが故に・・・
今、あなた(セラピスト)の目の前に・・・
クライアントがいる!!!
という現場の一例を学んで貰う為です!

なお、このポイントには、他にも大切な要素が含まれているので、最後に補足を伝えます!
では、2つ目です!
《 命令 》 → 親:『 飛行機の先端は、四角形(の積み木)じゃなくて、丸形(の積み木)を使うんだよ。 』を行わない
つまり、親が先走って『 飛行機とは、こうあるべき! 』などの、
固定観念や先入観の押し付けに捉えられ・・・
『 自由に遊んでいいよ! 』の約束を違える事になり・・・
「発想力」や「多様性」の理解への扉を閉ざす・・・
というケースに繋がる可能性があるという事です。

では、3つ目です!
《 批判(皮肉) 》 → 親:『 何か、格好悪いね、、、 』を行わない
例えば、大人でも洋服や髪型などに、ケチを付けられると「いい気はしない」のと同じです(笑)
【 Do スキル(行う)の具体例 】
では、1つ目です!
《 褒める 》 → 親:『 とても素敵な色の積み木を選んだね! 』
他には、子どもが『 積み木を取って 』と親にお願いした際に、子どもが『 ありがとう! 』と話せたら褒めてあげるなども同じです!
では、2つ目です!
《 繰り返す 》 → 子ども:『 飛行機を作ろうかなぁ~ 』 親:『 飛行機を作るんだねぇ~ 』を行う
大人も同様ですが、
自分の事を見て貰えていると・・・
安心感に繋がる!!!
という面や、更なる頑張りや奮起にも繋がります!
故に、このスキルは大人の職場でも使えます(笑)
ただ、「人を見て法を説け」ではありませんが、相手の「心に余裕」が無いと、逆効果になるケースもあります!

では、3つ目です!
《 真似る 》 → 親:『 お母さん(お父さん)も一緒に飛行機作ろう~っと! 』を行う
TOPICSでは幾度も伝えている通り、
「学ぶ」の語源は・・・
「真似(まね)ぶ」!!!
という視点です!
更に、一緒に行うとは、「同じ目線に立つ」という面も含まれます。
また、例えば子どもが、逆に「親に教える」という姿勢は、成長を加速させます(笑)

では、4つ目です!
《 説明する 》 →(子どもの積み木遊びを眺めながら)親:『 三角形の積み木と丸形の積み木が繋がりました~ そして、四角形の積み木と重なりました~ 』を行う
《 説明する 》とは、2つ目の《 繰り返す 》と同じく、見て貰えている安心感と重なります。
そして、目の前の子どもの行動を「実況中継」するような感じですが、
子どもも説明される事で、自分のしている事を・・・
無意識ながらも、「整理」しつつ「理解」出来る!!!
という事に結び付きます!
あるいは、「自分で答えを探す」為の寄り添いとも言えます(笑)

では、最後の5つ目です!
《 楽しむ 》 → 全てのスキルを、親も一緒に楽しく取り組む!!!
3つ目の《 真似る 》のスキルでは、親も一緒に飛行機を作っている事からも、
飛行機が完成したら、お互いに褒め合うなど・・・
素敵なコミュニケ-ションに活用出来る!!!
という事です!

なお、家事などで手が離せない場合には、
後で感想を伝えて上げるなども良く・・・
しなやかさを意識する!!!
という事も役立ちます!