「動機」を捉えるとは・・・ ~麻酔という医療特許と精神医療の身体拘束のケースから~

動機における強弱や優先順位などの違いはあるにせよ・・・

動機には「多面性」が備わっているという性質から・・・

 

何かの出来事に対する動機を見つめていくと・・・

その出来事への「対処法」は「複数」存在している事に気づき始めていく・・・

 

そして、逆に、

 

これしか対処法(方法)はない・・・と思い込んでしまう際には・・・

自らの「内面」に存在する動機を・・・

制限していたり・・・時には、歪めてしまっている・・・というケースも存在する・・・

 

そのような制限や歪みが、対処法(方法)は一つしか存在しない・・・

という「錯覚」を起こさせる要因となっている・・・

 

という事です。
そして、冒頭部分において「「動機」とは「思い」と同じように捉えてみる」という点をお伝え致しましたが、このTOPICSで幾度もお伝えしております通り、

 

「思い」 + 「言葉」 + 「行動」 = 「人となり」

 

でもあります(笑)

なお、例えば失語症などの場合であっても、「考え(思考)」が「言葉」を補ってくれており、ご病気等で寝たきりの場合などであっても、「生きている事そのもの」が「行動」として表現されているのと同じ事になります。

ここは、障がいなどをお持ちの方などにおいては、「言葉」や「行動」が制限されているような(そのように周りの人には見える・感じられる)場合では、その人の「人となり」は充分ではないのですか?などの、ご質問が出たり、誤解を受けるケースもある事から、ここで重ねてちゃんとしたご理解を賜れるようお伝えしておきます!

 

そして、「思い」あるいは「動機」に関しては「個々人の内面(の問題・課題)」という点に焦点が当てられがちですが、これは、家庭・地域・学校・職場・国(政府)などにも当てはまっており、これが、前回のTOPICSでもお伝え致しました、別の側面からの「多面性」と「重なり」の現れでもあります。

先ほどのモートンの特許を認可しておきながら無断使用した「政府」、そして当時、どのような力学?圧力?が働いたのかは分かりませんが、裁判所が「そもそもの特許を無かった事にした(無効とした)」との判断などからも見て取る事が出来ます。
また、「現代にも綿々と受け継がれている」という事象の紹介も出て参りましたね、、、
なお、「動機」に関してのテーマは、まだまだ幾らでも出て出来ますが、かなり長くなってしまいましたので、今回はこの辺りまでとしておきます(笑)

 

ちなみに、全くの余談ですが、このTOPICSでは様々な番組からのご紹介もしておりますが、これは「考える素材」を提供する事を趣旨ともしておりますが、今回のフランケンシュタインの誘惑E+は45分、ハートネットTVは30分の番組ですが、このような番組の内容をTOPICSでご紹介するのは同時に、カウンセリングなどでクライアントの方のお話を整理したり、要点を掴んでいく際の、私においての「とても良い鍛錬法」にもなっております(笑)

 

なお、今回の動機に関連したテーマと致しましては2022年9月24日の第426回目のTOPICS『 真の動機が問われるとは ~(人工妊娠)中絶と精子提供(精子取引)から~ 』などもございます!

 

※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。

☆ カウンセリング.COM

☆ 心理カウンセラー.COM