200回目のTOPICS ~ 「死」に「理由」は必要か? ~

数十年前までは、

 

100m走で人(類)が10秒を切るのは・・・夢のまた夢・・・

 

と言われてきました。
しかし、ある人が10秒を切った事により、

 

最近では10秒を切る人が増え続けている

 

というのが現実世界での出来事です。
勿論、トレーニング方法の発展や、シューズやウェアなどの開発の貢献もある事と思います(笑)
しかし、ここ数十年の間に、人類の肉体が飛躍的に改良された訳でもありませんし、足の長さが倍になった訳でもありません(笑)
つまり、

 

誰かが10秒を切る前から、元々10秒を切る能力は人(類)に備わっていた

 

と言う事が言えます。
そして、最近の記録更新の要因というのは、

 

10秒を切る事が(自分でも)可能である・・・という・・・意識の変容

 

から来ている側面がとても強いように感じます。
そして、今回のテーマは「寿命」の迎え方などを取り上げている訳でもありません。
繰り返しですが、

 

意識の変容

 

が趣旨となっており、「死」に「理由」は必要か?は、問題提起の為の、一つの側面として取り上げております。
そして、現在の所の集合的無意識においては、何かの変化を起こそうとする時、

 

現実世界という「外側」を変えようと試みている

 

というのが当てはまっています。
そして、

 

この現実世界という「外側」と、「死」の「理由」とは全く同じもの

 

でもあります。
なぜなら、現実世界も肉体も共に「外側」に分類されるものであり、それが先ほどの、肉体の中に魂(心)は存在しない、との見方になっているからです。
そして、100m走のケースでもお分かりの通り、

 

現実世界という「外側」を変えたいのであれば・・・

変えようと試みるのは「外側」ではなく・・・

私達の意識という「内面」である・・・

 

という視点になり、繰り返しですが、

 

私達の意識の一部が反映されているのが現実世界である

 

という捉え方が、実はゴールではなく、出発点となり得る、という意味合いです。
しかし、「内面」や「意識」を変えると言っても、どうやって行えば良いのか分からない・・・という思いを持つのも理解出来ます(笑)
そこで、イメージや感覚として捉えて頂けるよう、一つのモデルケースをご紹介致します。

 

もし、あなたが自分の笑顔を見たい!と思う場合には、鏡を見る事が出来ます
あるいは、スマフォで撮影したりでも構いません(笑)
そこで、あなたは鏡の前に立ちます
しかし、

 

鏡の中のあなたは笑顔ではありません・・・

何故でしょうか・・・?

 

ここまでお読み頂いていれば、もうお分かりかと思いますが、

 

鏡の中のあなたの笑顔を見たければ・・・

まずは・・・

あなた自身が笑顔になる必要性がある・・・

 

と言う事です。
そして、

 

ここでの鏡とは・・・現実世界と同様です・・・

 

あなたが鏡の前でしかめっ面をしていれば、鏡の中のあなたはしかめっ面のままです。
また、あなたが笑顔になる前に、鏡の中のあなたが微笑みかけるような事があるとすれば、それこそホラー映画になってしまいます(笑)
つまり、