華岡青洲に学ぶ丁寧という姿勢 ~活物窮理を人間関係に当てはめる~

第481回:『 華岡青洲に学ぶ丁寧という姿勢 ~活物窮理を人間関係に当てはめる~ 』

【 その他参照ワード:乳がん、全身麻酔薬、エスデール、華佗、コミュニケーション 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

華岡 青洲という名前を、聞いた事はありますか???

 

では、番組『 先人たちの底力 知恵泉 』(NHK)から、「 華岡青洲 “ 救える命 ”を救いたい! 」の回を、少し眺めていきます!

そして、所々、余談として私の経験(談)や視点を「寄り道」させながら、進めます(笑)

 

 

早速の寄り道です!

小学校低学年の時に、「ハナオカ」先生という、音楽の先生がいました。

この先生は、合唱の指揮(者)をしていましたが、表情豊かにとても大きく体を動かし、あまりにも動き回る為か!?度々舞台から落ちる笑い!?失笑!?心配!?という場面が幾度もありました(笑)

 

このように、「ハナオカ」という名前を目にし、耳にすると、私の中では《 幼少期の記憶や想い出 》が浮かぶキッカケになっています(笑)

 

では、ここから番組に入ります!

 

【 全身麻酔薬が無かった時代 】

イギリスのロンドンにある大英図書館には、「1811年」に乳がんの摘出手術を受けた、イギリスの小説家の体験を綴った貴重な手紙が保管されています。

その手紙には、

 

『 恐ろしい刃物が胸に突き立てられ、血管や肉や神経を切り開く間、私は悲鳴を上げ続けました。 激しい苦痛に苛(さいな)まれたのです。 』

 

 

と綴られています、、、

今回は怖い!?内容では全くないので、安心して下さい(笑)

 

西洋では、「18世紀以降」に外科手術が発達していきます。

しかし、当時は全身麻酔薬は存在していませんでした。

 

故に、手術を受ける患者の心身の苦痛や恐怖は、想像を絶するものがありました。

その後の「1846年」に、アメリカでエーテルを用いた全身麻酔薬が発明され、手術がより受けやすくなりました。

 

【 麻酔無しの処置とエスデール 】

ここで寄り道です!

以前のTOPICS『 私の入院体験からのお裾分け(笑) ~パート1~:自然気胸と投球骨折 』では、自然気胸の手術後に、肺に入れた管(ドレーン)を抜く際の経験を伝えました。

それは、抜いた箇所(体の穴)をホチキスで閉じる際に、

 

『 痛みとしては・・・これまでも、、、そして、、、これからも、、、体験出来ない程の激痛!!!!!  』

 

と、、、

そして、その理由が、

 

『 ごめん、ごめん! 麻酔するのを忘れてたよ(笑) 』と、外科の先生が話したからです(笑)

 

と、改めて《 今、想い出し 》ました(笑)

 

 

ところで、ヒプノセラピスト認定講座では、「催眠の歴史」を学ぶ項目があります!

 

その中に、エスデールという人物がいます。

この人は、催眠による手術を成功させ、今日までで最も多い500以上に及ぶ手術を手掛け、当時(19世紀)の外科手術では麻酔薬等による死亡率が5割に及ぶ中、死亡率を5%に激減させた話も紹介しています!