華岡青洲に学ぶ丁寧という姿勢 ~活物窮理を人間関係に当てはめる~

【 嘘も方便と言い訳は違う 】

ここも寄り道です!

私が東京で行政書士をしていた時の事です。

親子で行政書士をしている事務所があり、当時はそこそこ「名の知られる」事務所でした。

 

ところが、息子の行政書士が許可申請の依頼を受けたにも関わらず、役所に申請書を「提出しない」どころか、

 

自分で勝手に許可証を偽造していた事が発覚!!!

 

し、当然ながら逮捕される事件になりました!

 

 

そして別件ですが、私が担当していた会社から電話がありました。

話を聞くと、「取引先がどうも怪しいので、その会社が本当に許可を有しているか調べて欲しい」との依頼でした。

 

そこで、許可証のコピーをFAXして貰い、私は役所に出向くなど色々調べた結果、

 

その許可証(のコピー)は偽物!!!

 

である事が判明しました!

 

役所もすぐに動き、会社を処分した模様でしたが、《 自分のした事は自分に反ってくる 》や《 反面教師 》の視点も然る事ながら、

 

嘘は「ダメ」という事を、ちゃんと理解出来ない限りは・・・

《 嘘も方便 》を理解する事も、活用する事も出来ない・・・

それどころか、嘘も方便が《 言い訳(逃げ口上) 》になってしまう・・・

 

のは、気を付けなきゃいけません!

 

 

【 「医は仁」と「損して得取れ」 】

話を戻します!

華岡は更に、

 

『 全身麻酔薬を使う際には、その前に丁寧な診察を施し、患者の容態をちゃんと理解し把握した上でないと使ってはならない 』

 

と教えていました。

 

そして、先ほどの、世界初となった乳がんの女性の手術の際に、華岡は術前の丁寧な診察に取り組み、

 

女性が脚気と気管支炎を患っている事を見抜き・・・

万全を期す為に、手術前に40日程掛けて、脚気と気管支炎の治療を行っていた!!!

 

という《 自らの実践 》をしていました!

 

そして、門下生に渡す(現在の)卒業証書には、

 

『 病気を治療しようとするならば、医学の内科や外科に精通しなくてはならない。 医学の方法には昔も今も区別は無く、ただ、その知識のギリギリまで尽くす事にあるのみである。 医は仁でなければならない。 』

 

などの「心構え」を、メッセージとして添えていました、、、

 

 

晩年の華岡は、紀州藩の藩主の主治医(奥医師)を要請されます。

これは、「地位も名誉もお金も手にする」事を意味します。

 

しかし、華岡は何度も断り続け、最後には藩の専属の主治医ではなく、村医としても「今まで通り」働く事が出来るのを条件として承諾しました、、、

 

では、寄り道です!

《 目先の利益のみに囚われない 》のも時に大切で必要ですが、

 

これを人間関係に当てはめると・・・

時に《 損して得取れ 》!!!

 

という事が、往々にしてあります!

 

人間関係では腹が立つ事も多々ありますが、その時に意識して下さい(笑)