真性異言は前世(過去世)の証拠!? ~通じ合うのは言葉か?心か?~

第480回:『 真性異言は前世(過去世)の証拠!? ~通じ合うのは言葉か?心か?~ 』
【 参照キーワード:真性異言、前世、過去世、ゼノグラシア、前世療法、ヒプノセラピー、催眠療法、退行催眠 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

今回は「真性異言は前世(過去世)の証拠!? ~通じ合うのは言葉か?心か?~」とのテーマをお届けして参りますが、「真性異言」などの言葉は見た事も聞いた事も無い!!!という方がほとんどである事でしょうし、言葉の響きなどから少々取っつき辛く難しく感じるかもしれませんので、イメージとして掴みやすく(理解しやすく)する為に、前半部分は2023年6月24日の第464回目のTOPICS『 螺旋状に成長するコミュニケーション&嘘も方便と真の動機 ~ドラマ「ミディアム」から~ 』の回でも活用した【 ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア 】(CBSパラマウント テレビジョン、パラマウント ジャパン(株))というドラマのファイナル・シーズンの第7話「通わぬ言葉」の冒頭をメタファー(物語や比喩や暗喩)として紹介してみます!

 

ある晩、主人公のアリソン・デュボアはトレーラーで暮らしていた男性が車内にエンジンオイルを撒かれ、爆発死させられる夢を見ました。

その夢から覚めた直後、隣に寝ていた夫のジョーがアリソンに声を掛けますが、アリソンは夫の話している言葉を全く理解出来なくなっていました。
と言うのも、アリソンの耳には夫の話す言葉が聞いた事も無ければ身に覚えも無い、全くの異言語として聞こえていたからです。

更にジョーだけではなく、子ども達の話す言葉、テレビから流れてくる言葉も同じように異言語に聞こえる為に、アリソンはすぐに病院に連れて行かれますが、検査の上ではどこにも異常が見られず、一種の神経症との診断を受けた事から特に治療法も無く、自然に治る事もあるからと鎮静剤を投与されただけで、後は様子を見る事になりました。

ただ、アリソンにおいては紙やメールに書かれた言葉(英語)はちゃんと理解出来、自らが話す言葉もちゃんと相手に通じるという状態でした、、、

 

そのような状況の中、アリソンは昨夜の夢で見たトレーラー火災の事件を新聞で見て、すぐに検事局に向かいました。
しかし、ここでも同じように誰の話す言葉もアリソンは全く理解出来ず、致し方無くメールでの文章のやり取りで意思疎通をする事にしました。

その翌日に再びアリソンは検事局に向かいますが、今日も同じように他の人達の話す言葉が全く理解出来ないままでしたが、帰りのエレベーターを待っている時に、ある一人の女性が電話で話している内容(言葉)を理解出来ている事にアリソンは気づきます。

そして、アリソンはその女性に声を掛けた所、その女性が電話で話していた言葉がナバホ族が使うディネ語というものである事が分かりますが、当のアリソンはディネ語という存在もこの時に初めて耳にし、今まで生きてきた中で全く身に覚えも記憶にも無い言葉でした。
そして、この女性は大学で人類言語学を教えており、その女性がディネ語で話すとアリソンには内容が理解出来、アリソンはそれに英語で答える事で会話が成立する事から、その女性は通訳としてアリソンの捜査に協力する事となりました。

そして、その彼女はアリソンの状況を詳しく聞き、それは【 ゼノグラシア 】という現象だとアリソンに話します、、、

 

と、アリソンは霊能力(ギフト)の持ち主ですので、この現象が何故起こったのかは皆まで言うなである点と、この女性がアリソンの捜査に協力を申し出た真の理由などは、、、今回のTOPICSのテーマと無関係ですので省略致しますね(笑)

ところで、聞き慣れないと言いますか、おそらくほとんどの方が初めて聞いたと思われる「ゼノグラシア」という言葉ですが、これは「超心理学」で用いられている用語であり、日本名としては【 真性異言 】と訳されたりしております。

 

《 真性異言 》:
異国の言語(当人の知らない言葉)を話したり、学んだ事の無い外国語や意味不明の言語を操る超自然的な言語知識及びそのような現象を指す。
これは広義の異言に含まれるが、宗教的文脈で用いられる狭義の異言とは区別される。

 

と、このような解釈がされているものですが、何となくイメージが掴めていればそれでOKです!!!(笑)

では、ここからは学術的な視点を加味するという意味からも、一つ目の素材として『 前世療法の探究 』(著:稲垣 勝巳、春秋社)という著作に協力して貰います!
なお、この著作を私なりに整理し要点をお伝えすると共に、ポイントになりそうと思われる箇所は著作権法上の引用の範囲内としてご紹介する点をご理解とご了承下さい!