第480回:『 真性異言は前世(過去世)の証拠!? ~通じ合うのは言葉か?心か?~ 』
【 その他参照ワード:ゼノグラシア、前世療法、退行催眠、コミュニケーション 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
「真性異言」との言葉は、見た事も聞いた事も無い!!!という人がほとんどでしょう(笑)
そこでイメージ(理解)しやすくする為に、前半は以前のTOPICS『 螺旋状に成長するコミュニケーション&嘘も方便と真の動機 ~ドラマ「ミディアム」から~ 』で活用した、「 ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア 」(CBSパラマウント テレビジョン、パラマウント ジャパン(株))というドラマを「メタファー(物語や比喩や暗喩)」として眺めます!
では、ファイナル・シーズン第7話「通わぬ言葉」の始まりです!
【 言葉が理解出来なくなったアリソン 】
主人公のアリソン・デュボアは、トレーラーで暮らす男性が車内にエンジンオイルを撒かれ、爆発死させられる夢を見ました。
夢から覚めた直後、夫のジョーがアリソンに話し掛けると、アリソンはジョーが話す言葉を全く理解出来ません!
なぜなら、アリソンにはジョーの話す言葉は「聞いた事も無ければ身に覚えも無い」、全くの異言語として聞こえていたからです、、、
しかも、ジョーだけではなく、子ども達の話す言葉も分かりません。
更に、テレビの言葉も異言語に聞こえるので、アリソンはすぐに病院に連れて行かれます。
しかし、検査では異常が無く「一種の神経症」と診断を受けました。
故に、特に治療法も無く、自然に治る事もあると鎮静剤を投与して様子を見る事にしました。
ただ、アリソンは紙やメールに「書かれた言葉(英語)」は理解出来ました。
更に「自分が話す言葉(英語)」は相手に通じる状態でした、、、
【 ゼノグラシアという現象 】
アリソンは夢で見たトレーラー火災の事件を新聞で知り、検事局に向かいます。
しかし、検事局でもアリソンは同僚が話す言葉を全く理解出来ません。
そこで、メールのやり取りで「意思疎通」をする事にします。
翌日、アリソンは再び検事局に向かいますが、やはり同僚の話す言葉が全く理解出来ません。
しかし、エレベーターを待っていた時、ある女性が電話で話している内容(言葉)を理解出来ている事にアリソンは気づきます!
アリソンが女性に話し掛けると、女性が話していた言葉はナバホ族の「ディネ語」である事が分かりました。
しかし、アリソンはディネ語の「存在」もこの時に初めて知り、今まで全く身に覚えも記憶にも無い言葉でした。
女性は大学で人類言語学を教えていました。
女性がディネ語で話すとアリソンは理解出来、アリソンが英語で答えると会話が成立するので、女性は通訳としてアリソンの捜査に協力する事になります。
そして、女性はアリソンの状況を聞くと、
それは【 ゼノグラシア 】という現象だ
と、アリソンに話します、、、
では、メタファーはここで終了ですが、今回のテーマに関する所だけ紹介しました(笑)
「ゼノグラシア」は「超心理学」で用いられる用語で、日本名では〖 真性異言 〗と訳されたりします。
《 真性異言 》:
異国の言語(当人の知らない言葉)を話したり、学んだ事の無い外国語や意味不明の言語を操る超自然的な言語知識及びそのような現象を指す。
これは広義の異言に含まれるが、宗教的文脈で用いられる狭義の異言とは区別される。
このように解釈がされていますが、何となくイメージが掴めていればそれでOKです!!!(笑)
ここからは、学術的な視点を加味していきます!
そこで、一つ目の素材として『 前世療法の探究 』(著:稲垣 勝巳、春秋社)という著作からです。
なお、著作を私なりに整理し要点を伝えると共に、ポイントの箇所は著作権法上の引用の範囲内で紹介する点を、理解と了承下さい!