ベールを透かせば見えて来る真の優しさとは ~供養する側される側は同じ~

 

〖 ジムに贈るメリンダの真の動機 〗

 

メリンダ:
『 さっき言ってたでしょ お母さんが吹っ切れなくなるからと あなたこそ 吹っ切らなきゃ 私も使命に反するわけには・・・ 』

ジム:
『 僕が勝手に留まってるんだ 』

メリンダ:
『 じゃあ そうさせてる私 いけないんだわ 』

ジム:
『 一緒にいることの何が悪いんだ 』

 

メリンダ:
『 現実世界では一緒にいられないからよ 』

ジム:
『 この家では? 二度と会えなくなるよりマシだろ 』

 

メリンダ:
『 正直に言うわ あなたといられるのならずっと家にいたい 死んででも

  でもあなたとは 進む道が違う

  今は一緒にいられないけど これは あなたと また会うための分かれ道なの 』

ジム:
『 僕の道は 君と共にある 君が僕の道だ ずっとそうだった 共にいると決めたのに 死んだからといってやめられない 例外があってもいいじゃないか 』

 

メリンダは意を決して、

 

メリンダ:
『 もう現れないで お互い傷つくだけよ 間違ってるわ 私を愛してるなら・・・ 光の中に行って 』

ジム:
『 本気か? 』

メリンダ:
『 ええ 本気よ お願いだから これ以上 言わせないで やるべきことをして また一緒になれる そんなに遠い先じゃないわ きっと・・・ 』

 

涙を我慢しながらメリンダは話し、ジムの前から去り、その後1人泣き続けていました、、、

 

 

〖 通じ合う心 〗

メリンダに助けを求めていた他の霊を光の中に行かせる為にジムは奮闘していきます。

そして、再度兄から一緒に光の中に行くように促されても、やはりジムは拒否します。

 

一方、気が乗らない中でメリンダはその霊を助けるべく力を貸していきます。

すると、その霊はジムを誤射した警官の娘でした。

メリンダが話を聞くと「拒食症で自らの勝手で死んだので、父の精神が不安定になってしまった事が誤射の理由だ」と罪悪感を感じていました。

 

そして、メリンダは真相を伝える為にジムに「一度だけ現れて」とお願いします。

メリンダは警官の元を訪れ娘からのメッセージを伝え、それと同時にメリンダとジムも警官を責めておらず、赦す事を話します。

娘は光の中へ進んで行き、その時にはジムにも光が見えていました、、、

 

 

では、この物語もここで終わりですが、今回はごくシンプルに締め括ります!