群衆心理(群集心理)が向かう先には:後半 ~理性からの協力と感情で群れる事の違い~

第439回:『 群衆心理(群集心理)が向かう先には:後半 ~理性からの協力と感情で群れる事の違い~ 』
【 参照キーワード:ギュスターヴ・ル・ボン、群衆心理、群集心理、心象(イマージュ)、暗示、マイナンバーカード、GX(グリーントランスフォーメーション) 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

早速ですが、前回における大きなポイントをシンプルにおさらいした上で、今回の後半に進めて参ります!

 

一定の理性から何かに《 協力する 》事と・・・

過度な感情から何かに《 群れる 》事とでは・・・

その性質も意味合いも全く違い・・・

何よりその先の出来事に大きな変化が生じる・・・

 

と共に、

 

望ましくない群衆心理(群集心理)では・・・

長いものには巻かれろ

朱に交われば赤くなる

ミイラ取りがミイラになる

 

などの言葉が当てはまっていく、、、とのものでした!!!

では、ここから後半です!

ル・ボン:
『 群衆は、心象(イマージュ)によらなければ、物事を考えられないのであるし、また心象によらなければ、心を動かされもしないのである。
  この心象のみが、群衆を恐怖させたり魅惑したりして、行為の動機となる 』

 

ところで、ニュースなどでも「これから津波の映像が流れます」や、「爆発音がします」などを事前に伝える事も最近では行われておりますが、果たしてその意味と、そして、その映像がなければ本当に《 状況を把握し理解出来ない 》ものなのでしょうか???

前回ではコロナワクチンも取り上げましたが、ワクチン開発で名を馳せた!?2社のとても《 綺麗そうなイメージ 》を植え付けるかのようなCMが時折流れております。
そして《 潜在意識は現実とイメージ(想像)を区別出来ない 》という点も口を酸っぱく!?耳にタコ!?のように繰り返しお伝えしております。
そして潜在意識は《 繰り返す毎に定着する 》、つまり、

 

それが無意識で《 本来の自分と思い込む 》ようになる・・・

 

という側面が生じて来ます。
また、ここでは何かの情報に触れた際に、それが《 無批判で正しいものと思い込む(思い込まされる) 》という事にも繋がってきます。

脳科学(医学)では情報の90%以上が《 視覚 》から入るとも言われております、、、

 

話を番組に戻しますが、フランス革命の直前ではアイスランドの火山噴火による《 天候不順 》、それが引き起こした《 食糧危機 》、更に《 膨れ上がってしまった国の借金 》は誰が負担するのかなどの問題が国民を《 不安の渦 》に巻き込んでいきました。

そして、ル・ボンは意味が曖昧で、人々が無意識のその実現を希望している言葉(標語やキャッチフレーズ)ほど、大きな影響力を持つと指摘したのは前回もお伝えした通りですが、この番組ではその代表的なものとして《 安心安全 》との言葉が紹介されておりましたが、これは多くの場面で《 最近よく見聞きする言葉 》でもあります、、、

しかし、、、《 現実 》はその方向に向かっているのでしょうか、、、