時が加速している一方で人は・・・(後半) ~違和感をヒントに知り・考え・気づく~

マスコミやメディアなどの一つの役割として、権力の監視というのが挙げられます。
これは権力側の暴走を防ぐ為でもあり、過去の日本においても大本営発表などの《 同じ事(悲劇や愚かな行為など)を二度と繰り返さない為 》のものでもあります。

そして、先程ご紹介したベラルーシ国民へのインタビューのケースなどから、ベラルーシにおけるジャーナリズムは自由で公正であるとは全く言えませんが、特にここ最近の日本におけるジャーナリズムを眺めた時に、果たしてベラルーシにおける状況や環境は日本においては《 他人事 》と言えるでしょうか、、、

 

また、今回ご紹介した番組や、このキャスター等の方々における「本質」を保った姿勢というのは、現在の日本のマスコミやメディアでは、どれほどの数が存在するでしょうか、、、特にここ数年来の日本において、、、私にはほとんど見受けられません、、、

そして、そもそも、今回のようなインタビューの内容等においては、本来は政治家(同士)が投げかける(双方向でコミュニケーションを取る)事でもあり、それが《 外交 》というものではないのでしょうか、、、

 

ちなみに、ここ迄の内容におきまして、私は敢えてプーチン(大統領)、ルカシェンコ(大統領)という「顔」を浮かび上がらせる「名前」は出して来ませんでしたが、ここにはある意図(理由)があるからです、、、

そして、その意図(理由)というのは、、、私達の誰もに《 同様に当てはまるもの 》でもあります、、、

 

全ての崩壊は内部から始まる(起こる)・・・

これは今回の戦争も然り、、、私達の「内面」においても然り、、、です、、、

 

3月5日人の愚かさが極まるとは・・・ ~戦争そして第五福竜丸事件(ビキニ事件)以外にも~

この回では、『 いかなる理由や歴史的背景などがあろうとも、戦争とは人殺しに他ならない 』、そして『 国(家)や政治家等のしでかす事と、その国の国民等に対する(向けられる)感情等とは、明確に区別しなければ(切り分けなければ)ならない 』、なぜなら『 戦争を引き起こした国(家)の国民(企業等も含め)も、また同じ被害者であるから 』との前置きの元に、「過去」に起こった第五福竜丸事件(ビキニ事件)、、、それ以外にも被害に遭ったにも関わらず、、、覆い隠されてしまった実際の出来事を、《 放射線を浴びた[X年後] 》(南海放送)というドキュメンタリー映画を素材としてお伝え致しました。

 

そして、ここでも不謹慎や不適切との面があるかもしれないとのお断りの上、魂の視点からもコメントさせて頂きましたが、『 戦争の端緒は全て嘘や詭弁などの「欺瞞」から始まり、その(欺瞞の)源にあるのが、人の「傲慢(さ)」である 』、更に『 なぜ歴史は繰り返されるのか・・・ との言葉もありますが、 この言葉は事実も真実も「反映」していない・・・なぜなら・・・その歴史を創り上げているのは・・・人だから(人が引き起こしているから)・・・ 』、、、故に《 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ 》との言葉も改めてお伝えさせて頂きました。

 

更に、『 戦争に繋がり重なる「種」は、必ず私達の「心の中」にあり、それを「芽吹かせて」しまうのも、私達次第である 』、『 戦争は人を人とは思わない・・・果たして・・・これは戦争だけなのでしょうか・・・更に・・・戦争では武器の売買で儲かるという要素もある・・・ 』との問い掛けを行いました。

そして、戦争という面を表に出しながらも、核(兵器)という観点から福島の原発事故についても触れておりました、、、

 

ところで、先程は《 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ 》との視点から、このTOPICSでは《 自らで体験しなくとも、想像力を活用する事で学ぶ事が出来る 》との趣旨の事もお伝えしておりますが、ここ最近の世の中や社会を見ておりますと、体験していない人は何も言うな!などのような風潮が高まって来ているようにも感じます。

そこで、体験された方からの《 代弁 》を活用させて頂き、先日の3月14日に放映されたNNNドキュメント’22という番組の《 あきらめない 被爆者・坪井直の遺言 》(製作:広テレ!)から、ごくシンプルにご紹介致します。