迷信に魂の視点で斬り込んでみる!?(笑):後半 ~自己及び他者の観念を知り気づく~

○ 《 ヘビの抜け殻を財布に入れるとお金が貯まる 》

これは、よく観光地などではカエルのお守りが売られていたり、また、ここでの迷信とは少し意味合いは違いますが、五円玉をお財布に入れるなどもあるかもしれません。
そして、先ほどもヘビが出て来ましたが、抜け殻との表現のようにヘビは「脱皮」する事から「再生」や「循環」を象徴している事と思われます。
そして、

 

お金は流さないと(世の中や社会で廻していかないと)淀(よど)む

 

という性質があります。
そして、もうお分かりかと思われますが、この「流す・廻す」というのが「再生」や「循環」を言い換えたものになります。

神社等では銭洗い弁天さんなども奉られたりしておりますが、これは「巡り巡って」自分の元に来たお金に付着している他の人のエネルギーを洗い流すというのが本来の趣旨です。
つまり、

 

お金への「意味づけ」をニュートラル(中立)に戻す

 

というのが「本願」になります。
そして、これも言うまでもなく、入って来るお金がある事、そして使える(出て行く)お金がある事への「感謝」を忘れないようにとのものであり、これが「金は天下の回りもの」との所以でもあります(笑)
故に、度を超した「宵越しの金は持たぬ」や「守銭奴(しゅせんど)」などは「(過度な)二者択一」に陥っている事の証となります(笑)

 

そして、このような「再生」や「循環」という象徴(シンボル)としてヘビ(先ほどの白いヘビも含め)が活用されているのはお金の分野だけではありません!

コロナ禍になってからテレビのニュースなどで頻繁に見かけるようになったWHO(世界保健機関)でも杖にヘビが巻き付いているロゴ(マーク)が採択されています。
このように、古来からヘビは医療分野(医療世界)でも象徴(シンボル)として多く活用されています。
ここには、病気を治す(治る)事により「生き直す(息を吹き返す)」などの「想い」が込められている事と思われますが、魂の視点における「再生」や「循環」というのは病気を治す(治る)事に留まらない、、、のは別の迷信で眺めてみますね!

 

なお、このような象徴(シンボル)とは決まったもの、決められたものがある訳ではなく、人それぞれに「意味合い」ではなく「意味づけ」が違っていて当然であり自然なものですし、国によっても多種多様です。
例えば、日本ではハトは平和の象徴とされたりもしますが、外国では高級食材になっている所もありますし、ハトなどの鳥類の動きが妙に怖い!という方もいらっしゃいます。
これには「前世」が関係している!?、、、かどうかは分かりませんが(笑)

 

ただ、このような事から、それぞれの「文化」や「風習(習慣)」などに関しては、無下(むげ)に否定するだけでは良くない面や、実は、今回のテーマの最大の趣旨とも「繋がって」「重なって」きますが、迷信(や象徴(シンボル))というのは「お互いに理解し合う」事に役立てる事が出来る!という側面を最後にお伝えして参ります!

ちなみに、幾ら「文化」や「風習(習慣)」の違いと称しても、駄目なものはダメ!!!というのも魂の視点の一つに存在しております、、、
それと、象徴(シンボル)が出てくる他の迷信では《 朝のクモは殺すな、夜のクモは親でも殺せ 》というのもありますが、クモはお釈迦様の使いという説もあり、また、クモは益虫という面もあり、この朝と夜がそれぞれの地域によって「逆転」している事もありますが、皆さんはどのような「意味づけ」をしますでしょうか???(笑)