モーゼの十戒を魂の視点で眺めてみる(笑) ~日常生活での実践が大切で必要~

⑤ 父母を敬う

これは魂の視点を敢えて活用しなくとも、ある意味では自然な流れと言う事も出来ます。
ただ、今回の魂の視点を当てはめてみますと、まず「父母」というのは「子ども」から見た視点ですが、この「子ども」というのは「血縁」に限らず、養子や里子なども含めた「縁」に焦点が当たっていきます。
そして、この「縁」という視点から、実際に自らで育てる子どもなどに限定されず、学校や社会も同様に当てはまり、会社などでは上司が部下を育てるなども当然ながら含まれてきます。
そして、これが、

 

教育とは(一方的ではなく)・・・

お互いに育(はぐく)み合うもの!

 

という視点に繋がります。
そして、私達は肉体を携えて生まれてきますので、そこには「女性」と「男性」との繋がりがある(あった)事が不可欠になります。
そして、特に「女性」の体を借りなければ私達は誰一人として生まれ出ずる事は出来ないにも関わらず、長い歴史の中で「女性差別」が繰り返されて来た事を「今(という時代)」はその差別を改める(改善する)チャンスに恵まれているという事になります。
そして、それと同時に人種や他の様々な差別にも同じ視点が当てはまっていきます。
そして、特に魂の視点におきましては、

 

自らで「親」を選んで生まれてくる・・・

更に「時代(などの環境)」も含め生まれてくる要素としている・・・

 

という事になります。
世の中や社会におきましては、離婚や死別等に限らず、いわゆる一人親家庭も多いですし、施設等に預けられ(両)親の顔を知らずに育っていく子ども達もおります。
勿論、ここにも様々な事情等がある事でしょうし、短絡的に善し悪しで判断出来る問題では当然ながらありません。
また(両)親がいながらも虐待などをされてしまう子ども達もおります。

そして、2021年5月1日の第354回目のTOPICS『 中編:コロナ禍も1年経ったが・・・ ~今後の為の振り返り(省り)~ 』におきましては、この先を見据え、

 

『 どのような状況であろうとも、「大人」と「子ども」の「分断(分離)」は決して起こしてはいけません、、、 』

 

とのコメントも致しました。
そして、ここ迄の「血縁」「教育」「女性差別」などの言葉からも既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、魂の視点においては、

 

「父母」を「大人」という視点に飛躍させる(高める)事が可能!

 

になっていきます。
「親」は「子ども」が生まれてくる事によって「親(という役割や経験)」をさせて貰っており、それと同様に、

 

「大人」は「子ども」から学ぶ姿勢を失ってはいけない!

 

という事にもなりますが、果たして、、、現在の「大人」の多くは、、、「子ども(達)」から敬われるに値する程、、、立派なのでしょうか???と、ここでの魂の視点としておきます(笑)
なお、ここ迄の魂の視点は不妊治療などに懸命に取り組んでおられる方々におかれましても、同様に活用出来るものになります。