感情への寄り添い方 ~ヒプノの技法とアンガーマネジメントも含め~

まず、

 

私達は顕在意識で捉えた出来事を・・・

「感情」とそれに伴う「記憶」と共に・・・

潜在意識に取り込んでいく・・・

 

という基本的な働きがあります。
これが、よく《 潜在意識には全てが貯蔵されている 》と言われる所以です。
そして、先ほどご紹介したヒプノの技法におきましても、

 

顕在意識にあるもの(感情や記憶)を・・・

ひとまず潜在意識に引き取って貰い・・・

それらが自然と自動的に潜在意識で整理されていく・・・

 

という事が行われております。
これらは『 自然と自動的に 』進んで行きますので、ここで何かを意識したり努力する必要性はありません(笑)
そして、大切になるのは、ここからです!

 

その後に似たような何か(感情や出来事)が生じた際には・・・

ひとまず潜在意識に引き取って貰ったものが・・・

「変化」した状態で顕在意識に再び浮上してくる・・・

 

という事が行われます。
そして、

 

この既に「変化」した状態の何か(感情や記憶)を・・・

依然と「同じ」ものとして捉えるのか・・・

「変化」したものとして捉えるのか・・・

 

という所が分岐点となっていきます。
つまり、

 

「同じ」ものとして顕在意識で捉えると・・・

依然と「同じ」状態(感情や記憶)として経験し・・・

「変化」したものとして潜在意識で捉えると・・・

以前とは「違った」経験としての「気づき」を得られる・・・

 

という違いが生じてきます。
これが、このTOPICSでもお伝えしております、

 

(基本的には)物事や出来事は「中立(絶対的に決められた意味を持たない)」であって・・・

そこに「何かしらの意味(反応)」を持たせているのは・・・

「自分自身」である・・・

 

という事です。
故に、自分が変えたい(変わりたい)と思っている事は、変える事が出来る!という事になります(笑)