感情への寄り添い方 ~ヒプノの技法とアンガーマネジメントも含め~

第352回:『 感情への寄り添い方 ~ヒプノの技法とアンガーマネジメントも含め~ 』
【 参照キーワード:アンガーマネジメント、怒りのコントロール、6秒ルール、ヒプノセラピー、暗示療法、社会的情緒不安定 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

新型コロナウイルスの収束も先が見えない(創れていない)状況の中、様々な感情で心の整理がつかない方々も多いかもしれません。
また、このような感情の揺れ動きは、先の新型コロナウイルスの状況から始まったものではなく、ここ10年弱あまりの「社会的情緒不安定」から既に目に付く傾向が年々とても高くなってきております。

そこで今回は「感情への寄り添い方 ~ヒプノの技法とアンガーマネジメントも含め~」というテーマをお届けして参りますが、前半はアンガーマネジメント中盤はヒプノの技法、そして後半は感情についての私なりの視点をお伝えするという3本構成で進めて参ります!

では、前半に取り上げる感情は「怒り」ですが、何故?最初にこの「怒り」という感情を取り上げるのかと言いますと、

 

「怒り」という感情は他の様々な感情に「転化」しやすい

 

という傾向が、これもとても高いからです。
そして、

 

「転化」しやすい(していく)のみならず・・・

他の様々な「感情」の・・・

「エネルギー源」ともなりやすい・・・

 

からです。
では、前半部分のアンガーマネジメントにつきましては、本年の2021年1月23日に放映された『 報道特集 』(TBS)を素材としてご紹介して参ります!

この「怒り」という感情は、各種ハラスメントやDV(家庭内暴力)、そして虐待にも繋がりやすい傾向があり、また、スポーツ競技における指導者の行き過ぎた(過剰な)指導にも現れてしまう側面もあります。
ちなみに、この「怒り」という感情は、私が行っているヒプノセラピー(催眠療法)における前世療法、また、タイムラインセラピーにおきましても、悩みや症状の元となっている原因や理由の第1位を占めております!

 

では、アンガーマネジメントについて簡単にご紹介して参りますが、これは1970年代にアメリカで考案された「怒り」を上手くコントロールする(出来るようになる)為の心理療法です。
当時のアメリカでは《 ロードレイジ = 路上の怒り 》と言われるドライバーの報復行為が多発していました。
これは今で言う所の煽(あお)り運転と同じです。
そして、このような状況から生活全般に潜む「怒り」への対処法としてアンガーマネジメントが普及していきます。

さらに、アメリカでは裁判所が事件の加害者にアンガーマネジメントの受講命令を発出し、矯正プログラムとしても定着しています。
ちなみに、このアンガーマネジメントに関しては、2020年11月14日の第331回目のTOPICS『 魂の年齢の好サンプル!? ~グレタ氏 VS トランプ氏~ 』でも別の視点から触れておりますので、興味や関心のある方は宜しければ覗いてみて下さい(笑)

 

では、話を元に戻しますが、このようにアンガーマネジメントは40年程に渡り活用されているものですが、ここからは、この番組に出演されておりました日本アンガーマネジメント協会の代表である安藤 俊介 氏の発言や説明等を元に、ポイントを絞ってご紹介して参ります!