悪魔祓いとエクソソーム ~ヒプノの実例も含め~:心と体の繋がりと重なり

この実例というのは、もしかしたら、以前のTOPICSでも少し触れた事があるかもしれませんが、改めてお話致します。
この話は、勿論、悪魔祓いなどとは全く違いますが、私がヒプノセラピストの認定講座を受けていた時に習っていた先生が体験した実話です。

 

ある女性が、ヒプノセラピー(催眠)のセッションを受けにやって来ました。
そして、実際にセッションを始め、催眠状態に入って行った所、急に、その女性の口調などが変化して、次のような言葉が発せられたそうです。
それは、

 

『 お前は、私の孫に、何をしているんだ? 』

 

と。
その先生も最初は戸惑いを覚えたそうですが、その女性から発せられる言葉を「一人の人格」と捉えて、自己紹介から始め、その方のお名前や女性との関係性をお聞きして、そして、女性が自分自身を変えたくてここに来た理由や、これから行おうとしている事を説明していった所、

 

『 分かった。孫の事を宜しく頼む。 』

 

と伝えて、その後は、その彼女自身の言葉として通常通りのセッションが行われていったとの事でした(笑)
これには、潜在意識に埋もれている、あるいは、潜在意識が産み出す自分の別の側面が表現しているとの捉え方も成り立ちますし、ミーディアムや霊媒やイタコさんなどのような事象と捉える余地も捨てきれない面も残されています。

 

そして、このように不可思議に思えるケースでは、自分の潜在意識が関係している場合においては、自分の発した内容を覚えているケースもあれば、覚えていないケースもあります。
そして、ミーディアムのような事象や、憑依現象の場合では、そのご本人は自分の発した言葉や内容を(全く)覚えていない事がほとんどです。

そして、一つ目の番組で紹介されていた悪魔祓いの儀式においても、儀式の最中の言動に関しては、当の本人は(全く)覚えていないケースがほとんどでした。

 

ちなみに、ヒプノセラピーにおいては、エンプティ・チェア・ワーク(空椅子の技法)という手法もありますが、これは、人間関係での悩みや、何かの症状などがある場合に、催眠下において、その相手方や症状に自分が成りきるという「人格交代」という誘導を何度も行っていきますが、この場合でも、その間の言動を覚えている人もいれば、(全く)覚えていない人もいらっしゃいます。
そして、このような事象は自動書記でも起こる事があります。

なお、どちらの場合においても、このような事は怖いものでもありませんし、何か悪い事が起こる訳でも全くありませんし、ちゃんとトレーニングを積んだヒプノセラピストでしたら、安全安心にセッションを進めていけますので、どうぞご安心下さい(笑)

 

では、ここからは二つ目の番組を素材としてご紹介して参ります!