私自身のブラック企業!?体験談(笑) ~仕事は人生の「一部」であって「全部」ではない~

このように他の社員が辞めた事で、私一人で仕事をする事になっていきましたが、その間も、新しい人が入っては「辞めて」、入っては「辞めさせられて」の状況が続いていました。

ところで、この事務所に入った時から、時折一人の女性の方が出入りをしておりました。
先輩社員に聞いたら、所長とお付き合いしている人(事務所内の私達は、俗に言う愛人と呼んでおりましたが(笑))という事であり、先ほどの「入っては「辞めさせられて」」の中には、新しく入ってきた女性社員の方も含まれております、、、

 

そして、穿った見方かもしれませんが、朝礼や会議の場などでは、(ざっくばらんに、ここからは愛人と表現して参りますのでご了承下さい)いつしか、その愛人の方も参加する事になり、特に会議では、新しく入った女性社員の方が発言をすると、『人生経験が足りないくせに!あるいは、所長に反論するの?』などで発言が遮られたり、また、所長に色目を使っているなど、何とも子どもじみた嫉妬やイビリなどが原因で、女性社員の方は数ヶ月後に辞めさせられる事(と言うよりも、居るにいれない状況)になってしまいました。

ちなみに、この愛人の方は、私を怖い?と思っていたのか、あるいは、「今」辞められては困る?と思っていたのかは分かりませんが、私には面と向かって何かを言ってくる事はありませんでした。
が、私が「不在」の所では、生意気だ!などの、なかなか?の事を話していたのは私の耳にも入っておりました(笑)

 

そして、これもそうこうしている内に、事務所内にその愛人の方が介護会社を設立するとの話が湧いてきました。
その立ち上げに際して、多くは女性の方々が加わっていき、そちらはそちらで進んでいる中で、行政書士の事務所としては、私よりも年配の方が幾人か入ってきて仕事を回していくようになりました。

そして、私は入所して1年3ケ月程経った頃に、『3ケ月後の10月末で退職させて下さい』と申し出ました。
勿論、これ以上、このような環境の中では良い仕事が出来ないと感じていた事もあり、また、先ほどコメントした「ご縁」のあった先生が私を採用してくれる話も進んでいたのも一つの理由でした。

 

それで、辞める迄の残り3ケ月の中で、他の人に仕事を覚えて貰うのも勿論ですが、『私が扱われた状況(給与や休日面など)では、この先も同じように人が集まらないし、集まってもすぐに辞めていきますよ』などの話も、退職話と同時に、率直にさせて貰いました。
別に自分を良く見せようという事では全くありませんが、なぜなら、

 

誰かが言わないと・・・何も変わらない(変わっていかない)・・・

 

からでもあります。
そして、何より、

 

このような環境が変わらないままであれば・・・

(行政書士という仕事に)夢や希望を持って入ってくる人々の・・・

落胆を誘う・・・

 

事にも繋がるからです。
このようにして、私は退職と相成りましたが、当時の私としても「立つ鳥跡を濁さず」の言葉にあるように、自分なりにはちゃんと退職までの期間も設け、喧嘩をする事も一度もなく、また、10月末での退職でしたので、その年末の事務所の大掃除には参加させて貰いました。
これは、あくまで「自分の心の中」をスッキリさせたいという、ある意味の「自己中心」でした事であり、このTOPICSで自分を良く見せよう!との趣旨では全くありませんので、誤解の無きようお願い申し上げます(笑)

 

そして、その後は採用して頂いた2番目の事務所に移る事となりましたが、実は、