私自身のブラック企業!?体験談(笑) ~仕事は人生の「一部」であって「全部」ではない~

そのように働いていると、一人目の先輩社員が、2週間置き位に所長と口論(という喧嘩)をしており、時には事務所内で取っ組み合いになる事もありました。
その都度『表に出ろ!』となるのですが、向かいのファミレスで話をして戻ってくるのが落ちでもありました(笑)

しかし、その一人目の先輩社員が愛想を尽かして辞めた後、その矛先?が二人目の先輩社員に向き始め、程なくして、その方も辞める事となりました。
このようにして、入所僅か3ケ月足らずで、私一人が残り、当然ながら私が一番の古株となってしまいました(笑)

 

しかし、行政書士試験を通っているからと言って、それで仕事が出来る訳では全くありませんし、それほど甘い世界でもありません
そこで、私は以下のように決意しました。

 

早く仕事を覚えて、早く独立出来る力をつけて、一刻も早く今の事務所を辞めてやるぞ!

 

と(笑)
そして、「人間万事塞翁が馬」や「禍福は糾える縄の如し」などの諺もありますが、このような私にとっての最大の幸せな環境?というのが、

 

その所長は・・・全くと言っていいほど・・・仕事が出来なかった!!!

 

というものです(笑)
繰り返しですが「悪口」ではないですよ(笑)
そこで、私は書籍を読み漁ったり、役所の人から教えて貰ったりなど、自己流で経験を積んでいきました。
なぜなら、お仕事を依頼してくれる方々にとっては、結果を出すのが当たり前であり、事務所の「内情」などは知ったこっちゃない!からです(笑)

 

ところで、法律職においては、弁護士・公認会計士・司法書士・社会保険労務士などが存在していますが、それぞれの職分(領域)は法律で定められております。
なので、他の職分の仕事は、その資格を持っていないと出来ません。
しかし、その事務所では、税理士の職分である確定申告や、司法書士の領域である登記業務なども請け負っていました。

そして、行政書士業務においても、決算書の見方や、登記簿謄本の仕組みなどを知らなければ円滑に業務を遂行していく事は出来ません。
そこで、当時の私は、このような職域範囲外の業務を請け負っているのは所長であり、その責任も所長にあるのだからと開き直り?、

 

(他資格者の職域であろうが無かろうが)片っ端から出来る事と経験を積んでいく!

 

という事をしてました。
勿論、これは決してお勧め出来ない、、、と言うより法律違反でもありますし、今で言えば「内部告発」などの範疇に入るのでしょうが、当時の社会環境も、「私の考え」もそこまで追いついてはおりませんでした。
また、当然ながら?社員の私には、所長から言われる仕事を断ったり拒否する事も出来ない状況でもありました。
ちなみに、私のこのような行動もいわゆる「カルマ(業)」にはなりますが、それに関しては、果たし終えた!?、、、とも思っております(笑)

 

ここ迄においても、色々な事が出て参りましたが、もしかしたら、皆さんの参考?になっていくのが、ここから先の辺りになっていくかもしれません!?