私自身のブラック企業!?体験談(笑) ~仕事は人生の「一部」であって「全部」ではない~

私は2浪の末、1994年に大学に入学しました。
そこでの大学生活は、それはそれは楽しくて楽しくて、サークル活動やら合コンやらと遊び呆けておりました(笑)

そして、その入学した年の8月に、父がクリニックを開業する事になっていました。
私は車の運転免許の取得も兼ねて、7月から8月末頃迄、夏休みで五所川原に戻っていましたが、その間、多くの方々が同じ方向を向き、共にクリニックの開業の為に、尽力頂いている姿や光景を数多く目にしていました。

東京に戻った私は、そろそろ遊ぶのも飽きてきたなぁ~と感じ、一応?将来も考え、何かを始めたい気持ちにも駆られるようになっていきました、、、

 

そして、夏休みの光景も想い出しながら「一から何かを創り上げていく」という仕事をしてみたいと思い始め、そこで浮上してきたのが「行政書士」というものでした。
ただ、これはやりたいから出来るというものでもなく、国家試験に通る必要性がある事が分かりましたので、その年の秋口から少しづつ勉強し始めました。
ちなみに、この当時は大学での勉強は、ほとんどしておりませんが(笑)

 

そして翌年の大学2年生時の秋の試験日に向けて進めていきましたが、その試験が行われる数ヶ月前に、野球で腕を骨折して入院・手術となった事から、その年の行政書士試験は断念せざるを得なくなりました(苦笑)
また、その翌年の大学3年生時の試験では、見事な成績!で不合格となりました(笑)

そして、大学3年生の秋口では、周りの友達が就職活動に勤(いそ)しむ様子も目の当たりにしながら、色々と考えて?あるいは、賭けにも近いもので?就職活動は一切せずに、大学4年生の秋の行政書士試験と、大学院の入試へと同時に取り組む事を決意し、卒業目前の大学4年生の冬に、どうにかこうにか両方の試験に合格する事が出来ました(冷汗)

 

その後、大学院2年生(なお、大学院の修士課程は2年で修了になります)のGW明けから、行政書士事務所への就職活動に取りかかりましたが、その頃の東京でも求人募集は皆無であり、自筆で100通近くのお手紙を書いて、片っ端から送る手段を取りました。
その中で、求人はしていないがお話を聞くだけならとの有り難いお返事も幾つか頂き、色々と出向いてお話を聞かせて頂いておりましたが、ようやく卒業間近の冬の頃に、今回のテーマでもある行政書士事務所の所長が求人という意味で面接してくれる事となりました。

 

そして、晴れて?採用となったのですが、その時の面接を受けた部屋の壁に、ニュースウィークという雑誌が掲げられており、その表紙の写真には、その所長がスッポリと収まっておりました。
それを見て私は、凄いものだなぁ~と感心したのを覚えておりますが、、、

ちなみに、この時に、お手紙にお返事を頂き、色々お話を聞いて頂いた方々の中に、後の2番目の事務所となる先生も含まれており、その時、既に「ご縁」というものを築かせて貰ってもおりましたが、「その当時の私」には知る由もありませんでした(笑)

 

このような経緯を辿り、今から20年程前の2000年の春に、1番目となる行政書士事務所で働く事と相成りました!