「自殺」が頭を掠(かす)める時には・・・読んでみて下さい  

例えば、戦時中の沖縄では多くの集団自決が行われました。
私も以前に沖縄に旅行に行った際は、記念館なども拝観してきました。
当時では、捕まったら大変な目に遭わされる、あるいは、捕まる前に自決する事が美、などのように誤った教育が行われていた状況下では、動機の上においては集団自決というのは考慮に入れる余地があった事は否定出来ない側面もあるかと感じます。

しかし、このような過去の状況とも動機の上でも違う現在の自殺においては、自殺をされた方はその後、

 

音も光もない、暗闇の中に置かれる(正確な表現としては、無自覚のまま、自らで自らを暗闇の中に置く)

 

という状況になるとも言われています。
しかし、(必ずしも)永遠にこのような状況が続く訳でもありません。
このような、

 

暗闇の状況を創り出しているのは、そのご本人の「心境(感情)を反映」したもの

 

だからです。
そして、ご本人が気づく度に、この周囲の状況も次第に明るく変化していきます。
しかし、なかなかそのように気づくのはご本人のみでは難しい面もあります。
なので、もし、あなたの知人などで残念ながら自殺をされた方がいらっしゃるとすれば、

 

ご本人に気づくよう伝え続ける

 

という事をして下さい。
言葉でも構いませんし、明るい状況をイメージで伝えてあげても構いませんし、あなた自身の生きる姿勢を見せるという事でも、

 

あなたの「思い」が込められていれば全てが大丈夫

 

です。
そして、もうお気づきかもしれませんが、「供養」とは、

 

(すでに肉体という「体」はないのだから)
「体」を養うものをお供えするのではなく・・・「心」を養うものをお供えする・・・

 

という点はご理解頂けるかと思います。
そして、これもとても大切な事ですので、「反省すべき点」も、ちゃんと伝えてあげて下さい。
最初の内は、鳥の鳴き声のように、僅かな囁(ささや)きのようなものかもしれませんが、伝え続ける内に、その声も次第に大きくなり、ご本人の気づきのキッカケも増えていきます。
そして、自殺が頭を掠めてしまう方でも、自殺をされてしまった方でも、あるいは、自殺をされた方をご供養する方でも、

 

帰結する所(目指す所)は、「笑み」がキーワードになります

 

その点を意識してみて下さい。
今回のテーマは確かに科学的・医学的に現在の所は明確に証明されているものではありません。
そして、どのようにお読み頂いても、また、どのような感想や意見を持たれても勿論自由です。
そして、これも今までのTOPICSにおいて繰り返しお伝えしている事ですが、

 

真実とは・・・証明されて初めて真実となるものではありません・・・
真実とは・・・どこでもいつでも、ただ、真実として存在しているだけ・・・

 

です。
そして、例えば今回お伝えした憑依などの現象においても、確かに明確な証明は今の所はされておりませんが、科学や医学の一部の分野、心理学、人類学、生物学、哲学、文学、宗教学、(量子)物理学・・・などの様々な分野で言及・報告されている事象の一つです。
現に、私が大学時代に履修した文化人類学の授業においても憑依現象は取り上げられていました。
そして、このような事象に関する言及・報告においては、統計学上では「存在する」との帰結が得られている事象でもあります。

そして、もう一度繰り返しますが、もし、今、自殺が何度も頭を掠めてしまうような状況の場合には、

 

自殺をした後に、どうやって生きて行くのですか・・・?

 

との問いを、今一度、ご自身に問いかけてみて下さい・・・

 

なお、今回と関連したテーマと致しましては2022年2月5日の第393回目のTOPICS『 拡大自殺を魂の視点から考えてみる 』、2020年10月17日の第327回目のTOPICS『 自殺(自死)防止への願いを込めて ~魂の視点より~ 』、2019年11月9日の第279回目のTOPICS『 魂の視点から考える「安楽死と尊厳死」 ~「自殺」との関係性も含め~ 』、2019年6月1日の第256回目のTOPICS『 自殺(自死)と憑依(心の内面)の関係を魂の視点で考えてみます 』などもございますので、宜しければ、今一度考えるキッカケとして目を通してみて下さい。

 

※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。

☆ カウンセリング.COM

☆ 心理カウンセラー.COM

☆ フェイスブックページ版はこちら