拡大自殺を魂の視点から考えてみる ~自己憐憫と共依存からの感性の麻痺に陥らない~

第393回:『 拡大自殺を魂の視点から考えてみる ~自己憐憫と共依存からの感性の麻痺に陥らない~ 』
【 参照キーワード:拡大自殺、自殺防止、精神医学、自己憐憫、共依存、責任転嫁、感性の麻痺、憑依 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

今回は「拡大自殺を魂の視点から考えてみる ~自己憐憫と共依存からの感性の麻痺に陥らない~」とのテーマをお届けして参りますが、私が行っているカウンセリング等におきましても、また、私が無料相談員として登録しているサイト「 カウンセリング.COM 」「 心理カウンセラー.COM 」(この両サイトへのリンク先はこのTOPICSの最後及びHPのトップページにも載せております)におきましても、「死にたい」「生きているのが辛い」「消えてしまいたくなる」などのご相談はよく寄せられますし、特にここ最近は増加の一途を辿っているようにも見受けられます。
と同時に、「殺してしまいたいほど憎らしい相手がいる」「何かを消滅させてしまいたくなるような衝動が湧き上がる」などのご相談も増えて来ております。

 

そして、対面(リモートも含め)のカウンセリング等ではクライアントの方の「人となり」などを観察しながら、その人にとって受け入れやすいアドバイス等を率直に行わせて頂いておりますが、先ほどのサイトでのご相談におきましては、不特定多数の人の目に触れるものである事と、ご相談者も仮名である事などから、出来るだけ平易な言葉や、一般的に受け入れやすいと思われる点を重視してお答えをさせて頂いておりますが、やはり、時には、そして中には、率直に今回のような魂の視点(この言葉を使うかどうかはともかくと致しまして)からのお答えをさせて頂く事もあります。

 

ところで、この「拡大自殺」との言葉は精神医学の分野で用いられている用語であり、定義も明確には定められておりません。
そして、昨年来からあまりにも卑劣な事件等が頻発しており、TVのニュースなどからは、この拡大自殺との言葉が「一人歩き」して垂れ流されているような感も個人的には受けています。

と、前置きが長くなりましたが、このように今回は魂の視点から率直な表現を活用しつつ、視点はドンドン展開させて進めて参ります!

そこで、まず、拡大自殺とは、

 

自らの自死(自殺)に・・・

他人を巻き込んでしまう(巻き添えにしてしまう)行為・・・

 

と言えるものになります。
例えば、無理心中であったり、自爆テロなども含まれてきますが、家族や知人などが巻き込まれる事もありますし、全く無関係の人が巻き添えになってしまう事もあるのは、既に周知の事でもあります。
そして、このような拡大自殺の「本質」にあるものを、敢えて不謹慎かつ不適切な言葉で表現しますと、

 

地獄の沙汰も金次第・・・

 

という事になります。
魂の視点からの、この意味をお分かりになりますでしょうか???
つまり、

 

あの世にはお金は持っていけないどころか・・・

あの世ですらお金で何とかなるという・・・

大きな錯覚や思い込みを犯している・・・

 

という事になります。
そして、ここでも意図して『 犯している 』との言葉を用いましたが、

 

拡大自殺における・・・

「拡大」が意味する所は・・・

れっきとした犯罪行為である・・・

 

という事です。
では、自死に関しましては、これ迄のTOPICSにおきましても幾度かお伝えさせて頂いておりますが、自死は確かにしてはいけない事ではありますが、やはり、自死を考えてしまう動機も状況も人それぞれに違いがあり、短絡的かつ一概に評価が出来ない点もあります。