真の動機が問われるとは ~(人工妊娠)中絶と精子提供(精子取引)から~

第426回:『 真の動機が問われるとは ~(人工妊娠)中絶と精子提供(精子取引)から~ 』
【 参照キーワード:人工妊娠中絶、不妊治療、精子提供、精子取引、精子バンク、堕胎罪、母体保護法、DV、出自を知る権利 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

今回は「真の動機が問われるとは ~(人工妊娠)中絶と精子提供(精子取引)から~」というテーマをお届けして参りますが、

 

「最初に」真の動機を考えるに際しては・・・

正誤や善悪や是非などに「囚われない」ようにするスタンス(姿勢)が大切で必要となる!!!

 

という点を頭の片隅にでも入れて置いてみて下さい!
なぜなら、

 

少なくとも「最初の」内は・・・

そのようなスタンス(姿勢)を保たないと・・・

迷いなどの「袋小路」に入ってしまったり・・・

「堂々巡り」となりかねない!!!

 

という面からと、やはり、人それぞれ様々な意見や見解や捉え方もあるからです!
そして、前回のTOPICSではヘイトクライム(ヘイトスピーチも含め)を取り上げましたが、その締め括りにおきまして、

 

『 最も問われるのは「真の動機」!!!

  そして、《 「真の動機」は複数成り立ち得る 》との視点も既にお伝え済みではありますが、

  この「真の動機」を如何に捉えていけば良いのか・・・

  というのは、今後のTOPICSで《 段階 》を経つつ、徐々に明らかにしていきますので!!! 』

 

とお伝えしておりますが、ヘイトクライムなどの犯罪や、ヘイトスピーチでも各種ハラスメントでもイジメなどでも、それらを肯定するような「真の動機」が成り立つ事は絶対にありません!!!
まず、その点を誤解の無きよう先にお伝え致します!

 

では、内容に入って参りますが今回はクローズアップ現代(NHK)という番組の「 揺らぐ “ 中絶の権利 ” 日本の現実は 」を素材として活用致しますが、安楽死や尊厳死と共に、日本では(人工妊娠)中絶に関しても議論を避ける、腫れ物に触らない、触らぬ神に祟りなしのように《 目を背け続けて来た 》感があるのは否めません
そして、特に《 生死に関する(直結する) 》このようなテーマにおきましては、

 

「結論ありき」の検討や議論は・・・

そもそもが検討や議論とは性質の全く違う(程遠い)ものであり・・・

それらは決して行ってはならない・・・

 

という事になりますが、このような事が一切の検討や議論する事を妨げる《 言い訳 》になるものでもありません。

ところで今年6月、米連邦最高裁ではこれ迄の間〖 中絶は憲法で認められた女性の権利だ 〗との判断を半世紀ぶりに覆(くつがえ)しました
これ迄の間においても、反対派胎児の命を尊重すべきだなど)と容認派女性の選択を尊重すべきだなど)の対立も続けられて来ていましたが、これらが政治的争点ともなってしまっていました。

このような背景がある中、先の覆された判断により、今後は中絶禁止を認めるかは各州の《 判断 》に委ねられる事になりました。
そして現時点(2022年9月)では原則禁止が11の州となり、妊娠6週以降の禁止が2つの州となっています。

このような状況の元、今(の所)は中絶が認められている州に、禁止された州から中絶の医療処置を求める女性が押し寄せているそうです。