真のプライド・矜恃を保つ方法 ~成長を促す縁結びに気づく~

第598回:『 真のプライド・矜恃を保つ方法 ~成長を促す縁結びに気づく~ 』

【 その他参照ワード:類は友を呼ぶ、ナニワ金融道、メタファー 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

仕事をしている人の中には、接待を設けたり、接待を受けた経験がある人もいるでしょう!

私も東京で行政書士をしていた時は、「両方」を経験しました(笑)

 

そして、例えば接待には、

 

何かをして貰ったお礼(過去)の意味や・・・

この先(未来)の取引を願って・・・

 

などの、両方の性質があります。

そして、この両方の性質を繋ぐのが、

 

現在の姿勢

 

という事です。

 

しかし、

 

真の動機を間違えた接待では・・・

接待を設ける側はワイロになり・・・

接待を受ける側はタカリになる・・・

 

という恐れもあります、、、

 

 

そして、この先の内容から、あなたなりの「真のプライド・矜恃」を探し出して下さい(笑)

 

では、メタファー(物語や比喩・暗喩)として、漫画本『 ナニワ金融道 』(青木雄二、講談社)の「 第4・5巻 」を少し眺めますが、内容を理解しやすくする為に、ほんの僅かセリフに手を加えている箇所もあります!

 

【 うまい話には裏がある 】

主人公は、灰原達之という名前です!

灰原は20代後半の男性で、いわゆるサラ金の帝国金融に勤務しています。

そして、灰原は仕事にも慣れて来たが故に、この辺りで自分の力を見せたいと考え、債権回収の専門会社を設立する提案をしました。

すると、以前に帝国金融からの借金を残したまま、倒産した印刷会社がありました。

 

この印刷会社の元社長は、薄井という名前です!

現在の薄井は町工場で働いていますが、印刷会社の解散手続きはしていなかったので、灰原はそのまま利用する事にしました。

そして、灰原は薄井に売り上げの1割を報酬として渡す事と、薄井のアパートに小さな機械を置かせて貰うが、薄井は何もしなくて良いとの内容で取引が成立しました。

 

 

ただ、灰原が提案した債権回収法は、違法スレスレである事に加え、確実性が見込めるものでもなく、更に短期勝負という賭けに近いものでした。

しかし、薄井は灰原の提案に全幅の信頼を寄せ、町工場も辞めてしまいました。

 

そして、1回目の債権回収は上手くいったので、灰原は薄井のアパートを訪れ、約束の1割に当たる約53万円を渡しました。

「濡れ手で粟」で大金を得た薄井と奥さんが喜んでいる中、薄井は債権回収絡みで届いた郵便物を灰原に渡しました。

そして、郵便物の内容から、灰原は事業が失敗した事に気づきました、、、

 

 

【 宮仕えはするものではない!? 】

すぐに灰原は帝国金融に戻り、社長を含め、上司の桑田と3人で善後策を話し合っていました。

すると、服を新調した薄井と奥さんが、帝國金融にやって来ました。

そして、奥さんから社長と桑田を含め、お世話になった灰原へお礼をするのが礼儀と諭され、薄井も得心したが故に、薄井と奥さんは3人を接待させて欲しいと懇願しました。

そして、皆でフグ屋に向かいます、、

 

桑田:
『 社長。 ここは冷凍もんのフグでっせ。 鮮魚と違いまっせ。 』

社長:
『 わかっとるがな。 ヤツらなりに精一杯もてなそうと思とんのや、気持ち汲んだらんと! 』

 

安物のフグ屋という意味ではなく、一刻も早く薄井に事業の中止を告げねばならない焦りで、社長と桑田は上の空でした。

一方、薄井と奥さんは喜色満面です、、、

 

 

薄井:
『 社長、ここのヒレ酒、最高でっせ。 ぜひ味おうてもらおうと思いましてな。 』

奥さん:
『 主人と2人で決めましたんや。 なあアンタ、確か5年振りやったなー。 』

薄井:
『 久しぶりや。 それもこれも帝国さんのおかげや。 』

奥さん:
『 帝国さん、今日は遠慮のう、やって下さい。 』

 

5人が乾杯した直後、社長は「用事がある」と言って、先に席を立ちました。

その際、社長は桑田に「事業の中止と、夜逃げの準備をするように、薄井に早く話せ! 」と、一方的に告げました。

すると、その直後、今度は「同じセリフ」を桑田が灰原に一方的に告げ、そそくさと退散しました(笑)

 

 

【 自分で蒔いた種は自分で刈り取る 】

薄井と奥さんは「上司も帰った事だし、遠慮なく賑やかにやりましょう」と話し、灰原に酒をつぎます。

しかし、灰原は自分の不手際で、薄井を大変な局面に巻き込んだ負い目と責任を感じる事に加え、更に喜んでいる薄井と奥さんの手前、どのように話を切り出せば良いか分からず、途方に暮れていました。

そして、灰原は薄井に返杯の酒をつぐものの、心の声は正直でした、、、

 

灰原の心の声:
『 弱ったなー。 これだけ喜んで貰っているのになー。 すぐに「夜逃げしろ」だなんて、とても言えないしなあー。 しかし、ここで言っておかないと、桑田さんにも命令されたし、面倒な事になるしなー。 』

 

そして、奥さんは灰原の為に追加の料理と酒を注文する中、薄井は灰原に話します、、、

 

薄井:
『 灰原さん、あいつ新しい着物こしらえよりましてなー。 ほんまに久しぶりに、4畳半の穴蔵から出て来ましたんや・・・ ええ年こいて、はしゃいでますけど、今までずいぶん苦労かけましたさかいになー。 無理からぬ事やと思てますねん。 どうか最後まで付き合うたってくだされ! 』

 

 

【 相手の顔を立てる優しさ 】

灰原は意を決し、薄井に本当の事を告げようとします。

すると、何かを察した薄井は、灰原に助け船を出します、、、

 

薄井:
『 ワシが腰抜かすとでも思てはりますのか。 大丈夫ですよってに。 ワシかて人生50年生きて来た男ですわ! 甘いも辛いも、イヤというほど味おうてますよってに! べつにどんな事が起ころうと、驚きはしませんから、安心して下さい。 』

 

しかし、奥さんは事情が分からず、困惑していました。

すると、薄井はある意味で、奥さんにも助け船を出します、、、

 

奥さん:
『 アンタ、いったい何の事やの? 』

薄井:
『 ええか花子、ワシらええ夢見させてもろたんや。 灰原さんを恨むんやないで! 』

 

そして、良からぬ事情を理解した薄井は話します、、、

 

薄井:
『 こう見えても、ワシもかつては会社を経営してた事もある人間です。 そやから、組織の事も少しは分かってるつもりです。 イヤな事は、上の者が下の者に押し付けるもんです。 』

 

 

【 責任転嫁はお門違い 】

灰原は薄井の話に、更に耳を傾けます、、、

 

薄井:
『 なんせ4畳半のアパートで、何にもせんと寝転んでいるだけで、大金が転がり込んで来るやなんて、どう考えてみても尋常な事やおまへん。 ワシもアホやから安易な方に走ってしもて、町工場も辞めてしまいましたけど、その時、ふと「このツケは、どっかで必ず回って来るんと違うやろか」と感じましたんや。 人間、汗水垂らして働かんと、ロクな事ないんと違うやろかと思いましたんや。 』

 

そして、本当の事を話して欲しいと告げる薄井の言葉に、灰原も白状し「事業の中止に加え、すぐに夜逃げの準備をして下さい」と、お願いしました、、、

 

奥さん:
『 エーーーッ! 夜逃げ! 』

薄井:
『 おいおい花子、大声出すんやない。 まあ、灰原さん1杯いきましょう。 』

 

大変な局面に巻き込まれたにも関わらず、薄井は灰原に酒をつぎながら、更に話します、、、

 

薄井:
『 本来なら、約束が違うとゴネるヤツもいまっしゃろ。 そやけど、ワシは今年で50歳になります。 あんたに何も悪気があってした事やないことぐらい、分かる歳でっさかい。 』