ヘイトクライムからさえも学べる様々な視点 ~差別と区別を分けるものとは~

第425回:『 ヘイトクライムからさえも学べる様々な視点 ~差別と区別を分けるものとは~ 』
【 参照キーワード:ヘイトクライム、憎悪犯罪、差別、在日コリアン、ウトロ地区、歴史修正主義、コミュニケーション 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

今回は「ヘイトクライムからさえも学べる様々な視点 ~差別と区別を分けるものとは~」というテーマをお届けして参りますが、まず最初に、

 

ヘイトクライム(hate crime)とは人種、民族、肌の色、宗教、性別、性的嗜好、障がいなどに対する偏見や差別などが原因で起こる犯罪(別名:憎悪犯罪)

 

と言われており、ここでは身体への直接的な暴力などだけではなく、脅迫や嫌がらせやヘイトスピーチなども含まれるとされております。
そして、1985年にアメリカ下院に提案され1990年に成立したヘイトクライム統計法が根拠となっているとも言われております。

ところで、このTOPICSでは次の事も繰り返しお伝えしております。
それが、

 

物事や出来事などは・・・

本来は基本的に中立であり・・・

絶対的に決められた意味を持っていない・・・

 

と。
そして、

 

物事や出来事などに・・・

意味を持たせているのが・・・

人それぞれの何を信じているかという観念・・・

 

とも。
しかし、

 

私達の思考や視点や捉え方においては・・・

真の中立は存在しない(存在し得ない)・・・

 

という事も当てはまります。
なぜなら、

 

私(瀬川)自身においても・・・

差別的な考えが「全く」無いかと言われれば・・・

それは「嘘」になるであろうし・・・

時には・・・

「差別」なのか「区別」なのか一概に「判断」出来ない(し辛い)・・・

 

と感じたりする事があるのも、私自身を「振り返って」みた際の素直な心情の吐露になるようにも感じます。
勿論、だからと言って私自身が差別や偏見を致し方無いものと捉えている訳では全くありませんし、出来る範囲内での事ではありますが、「思い」を含めた自らの「言動」にも目を向けるようにしております。

 

そこで今回は先日の9月10日に放映された番組『 報道特集 』(TBS)における「ヘイトクライムどう乗り越える?」の回を素材として活用し、所々に《 視点の一つ 》を織り交ぜて進めて参りますが、これもあくまで《 私(瀬川)の視点の一つ 》であり、正しい訳でも答えである訳でもありませんし、ご紹介出来るのはあくまで《 他にも同時に成り立つ(存在している) 》視点からの内の一つでもあり、皆さんはそのような視点の一つ一つに囚われる必要性も全くございませんので、皆さんなりの自由な発想で「捉えて」そして「考えて」みて下さい!