【 大事なのは国家? 国民? 】
午後になるとプリピャチ市内の至る所で、マスク姿の軍人や警察官が放射線量を計測し始めました。
そして、プリピャチ市民の多くが原発で働いているが故に、この頃には事故の情報が出回り始めていました。
そこで、事故から13時間30分後の午後3時、プリピャチ市は一斉避難に備え、約1200台のバスを近隣の街から掻き集めました。
つまり、
クレムリンから避難許可が出されると同時に・・・
即座に行動に移せる為の・・・
万全の準備と策を取っていた!!!
という事です!

しかし、夕刻に差し掛かる頃、クレムリンから飛行機でやって来たのが副首相のボリス・シチェルビナでした。
そして、到着したシチェルビナが、
即座に一斉避難の許可を出していれば・・・
多くの市民は助かる・・・
という状況でした。
しかし、シチェルビナは、
烈火の如く怒り出す!!!
という始末でした!
なぜなら、仮にプリピャチ市民がパニックを起こし、
そのニュースが海外に知れ渡ると・・・
ソビエトの威信が失われる・・・
という、国の面子(メンツ)のみを心配したからです。

しかし、同じ頃のモスクワ第6病院では、被爆した消防士や作業員が、
秘密裡に搬送され・・・
治療が始まっていた・・・
という状況でした。
そして、治療に当たった放射線科医のレオニード・イリインは話します、、、
イリイン:
『 顔や足は凄まじく赤く変化していて、ずっと吐き続けていました。 外見から判断して、(搬送されて来た)30人は助からないと思いました。 』
【 騙されたプリピャチ市民 】
事故から21時間30分後の午後11時、ようやくシチェルビナは一斉避難を許可しました。
そして、事故から35時間後の翌日(27日)正午、一斉と言うよりは、強制避難が始まりました。
しかし、不思議な事に、プリピャチ市民はパニックになる事はありませんでした。
なぜなら、
3日で帰れると・・・
騙されたから・・・
です。
しかし、
避難直後から今に至るまで・・・
プリピャチ市に戻れた者は・・・
誰一人としていない・・・
というのが現実です、、、

【 無知と混乱が招く事態 】
事故が隠蔽され続けていた中、ようやくゴルバチョフに一報がもたらされたのが、2週間を過ぎた頃でした。
そして、そのキッカケを作ったのが、共産党の機関誌の科学面を担当し、長年に渡りサイエンスジャーナリストとして、ソビエトの科学の発展を見続けて来たウラジーミル・グバレフです。
事故発生から4日目、グバレフはチェルノブイリ原発に向かいました。
そして、
驚愕の光景
を目撃します。
その光景とは、
目の前では原発が煙を上げ続ける中・・・
更に周囲ではヘリコプターが飛び交う中・・・
原発の側にある川で・・・
兵士が釣りをしていた・・・
というものです。
この光景を目撃したグバレフは話します、、、
グバレフ:
『 無知と混乱の全ての象徴でした。 』
このように、現地取材を元にして、クレムリンの上層部を揺るがす極秘文書をグバレフは作成しました。
そして、程なくして、ゴルバチョフに極秘文書を渡す流れになります、、、

では、番組の紹介も含め、今回の前編に関しシンプルに締め括ります!
【 先を見据える為には 】
今回取り上げた原発に限らず、また、国の違いに関わらず、現在の世の中や社会では、
過去から今に続いている嘘も多々あり・・・
嘘で塗り固められた言動が招く・・・
未来の事態とは???などの・・・
先を見据える事が大切で急務!!!
です!
そして、TOPICSでは、
「思い・言葉・行動」の一貫性を保つ!!!
との視点を幾度も伝えています。
そして、この視点を、
「過去・現在・未来」に当てはめる!!!
という事で、先を見据える事が可能になります!

ただ、例えば、一貫性だけに着目すると、
過去も戦争・・・
現在も戦争・・・
未来も戦争・・・
などの当てはめも可能になります。
そして、「思い・言葉・行動」では、戦争を平和と言い換える事も可能ですが、
過去に関して平和を当てはめると・・・
歴史を見誤る・・・
などの恐れもあります。
ただ、
同じく過去は戦争であっても・・・
現在は対話中・・・
では、未来はどうする???
などの当てはめも可能です!

つまり、今回の前編では、
一貫性を保つ真意!!!
という視点を、あなたなりに考えて下さい!
※ 関連TOPICSはこちら
・ 『 放射線被曝の実態 ~喉元過ぎれば熱さを忘れる末路とは~ 』
・ 『 大きな嘘で小さな嘘は隠せない ~拡大する「嘘から出た実(まこと)」~ 』
・ 『 人の愚かさが極まるとは・・・ ~戦争そして第五福竜丸事件(ビキニ事件)以外にも~ 』
・ 『 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。 ~前世と来世に見る自分事と他人事~ 』
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