では進めて参りますが、小泉今日子さんは16歳の1982年にデビューし、いわゆるアイドルと称される筆頭でもあり、《 当時は 》派手で奇抜などのイメージ(売り方)の感が強かったのは小泉今日子さんご自身も認めていらっしゃいます(笑)
そして、ここ最近の小泉今日子さんは自らで事務所を立ち上げ、自らで《 率先して 》あらゆる事をこなしていく中で、芸能人としてはもしかしたらお仕事に差し障りがあるかもしれない!?ご発言なども積極的に《 実践 》しておられます!
それでは、同じ1982年にシブがき隊でデビューした同期であるモックンこと、俳優の本木雅弘さんのインタビューを少し眺めて参ります!
本木雅弘さん:
『 (小泉今日子さんは)同期としての映し鏡というか、指標というか、同じ時代の苦楽を共にしてというか、それでなんとか成長してきた。
あぁ、自分達このくらい登ってきたよね、今この辺にいるよねとか、年齢だけじゃない、それぞれの成熟度というか、そういうのを測る、そういう存在。
(中略)
それまでの作られた道に乗っていく“ アイドル像 ”というのの概念を破壊した人だと思うので(笑)
近くで見ていても小気味よかったし、事実上、刺激もたくさん貰ってマネしたような事もあったし。
時代として死語だから皆さん知らないかもしれないですけど、いわゆる“ 新人類 ”と言われた最初の世代なんですよ。
無気力・無感動・無関心みたいな。
全く新しい別の価値観を持った“ 若者 ”たちみたいな。
そういう世代の筆頭だったので、その前の世代の人達の「 時代を作り上げる! 」とかっていうほどの、逆に言うとそういう気概が無い、そういう自由さというのがあって、ちょっと皮肉っぽいんですけど、「 お前たちはちょっと柔な世代だな 」と言われた事を逆に逆手に取っちゃうみたいな、皮肉っぽい遊びが好きでというか、そういうマインドがあった。
特に小泉さんはそういう所は元々の気質としてあったんじゃないかと思います。
それは大人に弄(もてあそ)ばれるというより、大人の遊びを自分の中に取り入れちゃうというような、そういう感じがあったんじゃないかな。
(中略)
小泉さんはいつも生活をきちんと見ていましたよね、普通の生活。
ああ見えてパーティーガールじゃないし、例えば番組の収録で前乗りといって前日に行って、で、そこには派手な人達がたくさんいて、ワイワイ飲んだりあれしたり、女の子が男の子がっていうような話になるような、そういうシチュエーションがあっても、小泉さんは結構地味に、何となく他の人と相容れない感じの個性の強い人で、何となく浮いちゃいそうな人と地味に部屋でおしゃべりしてて、それはきっとその人が次の日番組に楽に出られるようにっていうような感じの気遣いだったり、そういうのが出来ちゃう。
何か人間を見捨てない感じ。
だからその分、自分の事も見捨てていない、だから(自分を)見失わない、そういう感じがあるから説得力が生まれる、年齢に関係なく。
私もそれにかなり感化されましたね。
だから、きちんと当たり前の自分を見つめる目というのも持っていなきゃいけないなというので、、、 』
では、本木さんに向けての小泉今日子さんのコメントです!
小泉今日子さん:
『 本木さんとは本当に15歳ぐらいの時から同期で、ずっと何か、横を見て本木さんがいると安心するじゃないけど、あ!本木さんも頑張ってるとか、あ!また本木さんが面白い事やった、カッコイイ事やったっていう風に、ちょっと横を見て確認する同期、同級生って感じなんですけど(笑)
そうねぇ、あのぉ、でもきっと変わらずこのまま進んでいけば、面白い、素敵か分かんないけど、面白い老人にはなれそうだな、、、と思います、はい(笑) 』