【 生まれて来てくれてありがとう 】
部活動の帰りに津波に襲われ、家族の中で唯(ただ)一人犠牲になった17才の高校生の女の子(故人)と、ご家族が対面しました。
《 17才、女の子。
「 守れなくてごめんな。 」お父さんが泣いた。
「 そんなこと、この子は思っていないよ。 」おばあちゃんが言った。
「 おれの孫に生まれてきてくれてありがとうな。 」おじいちゃんが言った。
限られた時間だけど、家族の・・・この子だけの・・・大切な時間・・・。 》
【 親子は必ず通じ合える 】
毎朝お弁当を作ってくれた39歳のお母さん(故人)と対面した、高校生の息子さんです。
《 「 こんなことになるなら、あの朝、母さんとケンカするんじゃなかった。『 いつもありがとう 』って、言えば良かった。 」息子さんが泣いた。
「 お母さんだもん。 あなたを世界一愛しているお母さんだもん。 あなたの気持ちは、お母さん、全部分かってくれてると思います 」
私とお母さんは同じ歳。
きっとお母さん、今、あなたを抱きしめてくれているはずだよ。 》

【 また逢えるよ 】
2人の子どもの父親の30代の男性(故人)と、幼稚園に通う4才の長女が対面しました。
《 「 パパ、さようなら・・・ 」小さな娘さんの涙・・・。
「 さようならはさみしすぎる・・・ 『 またネ! 』にしようよ・・・ 」ママがそう言ったね。
「 パパ・・・・またね・・・・。 」
その言葉にみんな泣いた。
私も・・・。 》
【 夫婦の絆 】
80代の女性(故人)と、長年連れ添った夫が対面しました。
《 「 漬物名人だった・・・ 」「 もう食えねえんだな・・・ 」ご主人がポツリポツリとお話しして下さる奥さまの想い出・・・。
棺にすがって泣く御主人の背中をきっととなりでさすってる。
奥さま、きっとね。 》

【 想いは届く 】
スケッチブックの中で、唯一お母さんと2人の子どもを一緒に描いているものがあります。
それが、29歳のお母さん(故人)と、2才と1才の女の子の姉妹(故人)です。
そして、孫達が毎日のように遊びに来ていた祖父母が復元を望み、大好きだった着物を着せて欲しいと依頼をしました。
《 「 じぃじってやっと言ってくれるようになったんだよ。 」っておじいちゃんが言っていたよ。
みんな同じ口紅の色でニッコリ笑ってね、「 ありがとう 」「 大好き 」ってそう言ってるみたいだったね。
じぃじ、忘れないでね。
それから着物、ありがとう 》
【 夢で再会 】
震災から1年半後、笹原 氏は一人のご遺族の女性から、もう一度逢いたいとの申し出を受け、出向きました。
女性は震災当時妊娠3ケ月で、消防団員の36歳の夫(故人)は港の水門を閉めに向かった時に津波に襲われました。
そして、笹原 氏はスケッチブックを女性に渡しました。
《 奥様が「 大好き 」と言って泣きながらご主人の頬に触れていました。
忘れないですよ、町の英雄消防団・・・。
世界一カッコイイ。
家族もずっとずっとそう思っています。 》
そして、女性は次の話を打ち明けてくれました、、、
女性:
『 1年経って、やっぱり主人が夢に出て来て、1年経ったからもう行かなきゃならないけども、子ども達の事を頼むなって、ちょうど一周忌が過ぎてから夢に出て来てくれたので、その言葉の通りに子ども達の事は私が守っていかなきゃなぁと思っています。 それを主人も望んでいると思うので。 』

【 夢でアドバイス 】
その後の(先ほどの)Aさんは、4人の子ども達を男手一つで育てています。
そして、震災から1年半後、長女がお母さんの夢を見て、夢の中の会話をAさんに話してくれました、、、
Aさん:
『 (長女)「 この前ねぇって、私、夜、目が覚めて、そうしたらお母さんがいた 」と。
(長女)「 (お母さん)どうしたの? 」って聞いたら、(お母さん)「 お父さんに言い忘れた事があった 」と。
(長女)「 なんだって? 」って聞いたら、(お母さん)「 お父さんに今までありがとうって言うの忘れた 」って。
子ども達が困った事があったりしたら、夢の中で(お母さんから)アドバイスして貰えればいいんじゃないかなぁ。 』

では、番組の紹介は終了です!