第447回:『 必要悪は存在するのか!? ~私掠免許を介したカリブの海賊と国家の共依存~ 』
【 参照キーワード:必要悪、カリブの海賊、私掠免許、共依存、戦争 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
ウクライナとロシアの戦争から1年も経過してしまいましたが、未だに収束の兆しも見えず、またその他の様々な要因により世界全体(世界各国)でも敵か?味方か?正義か?悪か?のような《 過度な二者択一 》に陥ってしまっているという《 負のスパイラル 》に入りつつある感をとても危惧しております。
そして、特に昨年末からのTOPICSにおきましては、
一定の理性から何かに《 協力する 》事と・・・
過度な感情から何かに《 群れる 》事とでは・・・
その性質も意味合いも全く違い・・・
何よりその先の出来事に大きな変化が生じる・・・
と、お伝えし続けておりますが、国同士に限らず、人同士も仲良くするのは大切で必要なものであるのは論を待ちません。
ただ、
何にどのように《 協力する 》のかという事おいても・・・
やはり最も問われるのが《 真の動機 》!!!
になります!!!
と、暗くなっていても《 現実 》は変わりませんので、ここからは少し陽気に!?明るめに!?ではありませんが、今回は「必要悪は存在するのか!? ~私掠免許を介したカリブの海賊と国家の共依存~」とのテーマをお届けして参ります!
ところで、海賊と言えばジョニー・デップ主演のファンタジー要素も満載の「パイレーツ・オブ・カリビアン」という映画や、2009年にソマリア海域で実際に起きた人質事件を基にしたトム・ハンクス主演の「キャプテン・フィリップス」などの映画もあります。
更に東京ディズニーランドにあるカリブの海賊というアトラクションも長きに渡り人気があるようですね(笑)
また、厳密には違うのかもしれませんが、小さい頃に読んだシンドバッド(の冒険)など、海賊にまつわる《 イメージや印象 》は皆さんもそれぞれに持っている事と思われますが、意外と《 (過去における海賊の)実態 》は知られていない、、、という事も多くの人に《 当てはまって 》いるかもしれません(笑)
では、ここからはダークサイドミステリー(NHK BSプレミアム)という番組における「カリブの海賊 仲間たちの黄金時代 ~咲き乱れた“ならず者”~」の回から、少しだけ私と一緒に《 過去 》へ向けた旅に出て参りましょう!
2022年6月、カリブ海の海底で1708年に沈没したスペインの財宝船2隻が発見されましたが、何とその船には2兆2千億円ものお宝が積み込まれていたそうです!
と言いますのも、18世紀初頭のカリブ海ではスペインの財宝船が活発に行き交っており、そこに《 目を付けた 》のが俗に言うカリブの海賊(達)という事になります!
ところで、当時の海賊の実態を描いた史実書として『 アメリカの海賊 』(ジョン・エスケメリング著、1678年)や『 最も悪名高い海賊の強奪と殺人の歴史 』(チャールズ・ジョンソン著、1724年)などがあり、この中では捕虜を的にした射撃訓練や、甲板に集めた捕虜に向けて大砲を放ち、死者の数を賭けの対象とするなどの残虐行為が記録されているそうです。
そして、カリブの海賊の誕生のキッカケとなったのが1492年のコロンブスの「新大陸(アメリカ大陸)」再発見と言われており、それ以降カリブ海はスペインが支配していました。