必要悪は存在するのか!? ~私掠免許を介したカリブの海賊と国家の共依存~

では、海賊の実態のお話(歴史)の紹介はここ迄ですが、他には海賊には当然の如く女性も参加し、実力主義である事から差別などもなく、また、同性愛なども偏見を持たれず公認されていたそうです。

ちなみに、海賊と言えばオウムが付きもの!?のイメージもありますが、これは海で遭難し方向が分からなくなった際にオウムを飛ばし、そのオウムが島や陸地を見つける案内役としての《 生きた羅針盤 》の役目を果たしていたそうです(笑)

 

では、番組からの紹介はここで終了ですが、果たして、必要悪は存在するのか!?との問いに対する答えは私も持ち合わせておりませんし、そもそも答えが存在しているのかも分かりません(笑)

そして、必要悪をポジティブな言葉に変えれば「反面教師」「他山の石」「人の振り見て我が振り直せ」などになるかもしれません!?

更に、悪という面では海賊における略奪などの《 行為(目的の為には手段を選ばずなどの行動) 》に誘導(操作)した国家(政府)の《 思惑(策略などの思いと言葉) 》も充分に考える必要性があります。

そして、必要悪を考える上では、エヴリーの箇所でもコメント致しました、

 

自分のした事は自分に反ってくる

 

との視点は欠かせないように私個人としては感じております。
そして、これもTOPICSでは幾度もお伝えしております、

 

物事や出来事は大なり小なりそれぞれを反映している

 

との視点ですが、ここでの、

 

「大なり小なりそれぞれを反映」の意味には・・・

《 過去 》と《 未来 》の《 両方 》の反映も含まれる!!!

 

という事になります!
そして、

 

過去も未来も両方を見据える事が出来るのは・・・

《 今(現在) 》しかない!!!

 

という事になります!
そして、必要悪の存在をポジティブに捉え、別の表現に変えるとしたら、

 

二度と同じ間違いや過ちは繰り返さない為に!!!

 

となるかもしれません(笑)

 

ちなみに、類似のテーマと致しましては2021年4月10日の第351回目のTOPICS『 悪人正機説から考える自立・自律 』や、2018年6月23日の第207回目のTOPICS『 孔雀王に見る光と闇の統合 』などもございます!

 

では、今回は冒頭に映画も取り上げたりもしておりましたので、今回のテーマに関する余談としての締め括りです!

1989年に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」では2015年の未来の様子が描かれておりましたが、実際の《 2015年当時 》では、この映画で描かれた未来の状況がどれほど実現しているか!?との話題が出たりもしておりました(笑)

そこで、この映画のDVD(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)の特典メニューに収録されている、ロバート・ゼメキス氏(監督/製作)とボブ・ゲイル氏(脚本/製作)のコメントのごく一部をご紹介してみます!

 

ロバート・ゼメキス氏:
『 僕は未来を描いた映画が嫌いで今回も未来を描く気はなかった。
  観客が望んでいるのは暗い未来ばかりだからね。
  未来を描いた映画に正しいものはないんだ。
  キューブリックでさえ未来を正しく予言できなかった。
  だから僕らはジョークにしようと決めたんだ。 』

 

ボブ・ゲイル氏:
『 でも未来はすばらしい世界にしたいと思ったんだ。
  もし未来がよくない世界になるとしたら、それはテクノロジーではなく人間のせいだ。 』

 

ロバート・ゼメキス氏:
『 歴史を振り返る映画や時代物の映画を撮影するのが楽しいのには理由がある。
  映画は歴史を描くのに適している点が2つあるんだ。
  1つは自分たちが知っている過去を再現して映像にできること。
  もう1つは時を経ているから過去に起こった出来事の真実を客観的に描けることだ。 』

 

今回は海賊の《 過去の実態 》を眺めて来ましたが、物事や出来事に(望ましい)変化を及ぼす為には、

 

《 未来 》に戻る!!!

 

という視点も役立ち、何より急務かもしれません、、、

 

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