第411回:『 体罰と躾(しつけ)の境目や線引きはどこに・・・ ~変化を意識的に創り上げる~ 』
【 その他参照ワード:スパルタ教育、子育て、吉田松陰、頼山陽、松下村塾 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回は特に、
正誤や善悪や是非などの「性質(問題)」ではなく・・・
一人一人が「考える為の素材」の一つ!!!
という点に主眼を置いています!
【 小学生時の経験 】
自分の事を「振り返って」みると、悪い事をした時に母から叩(たた)かれた経験も幾度かあります(笑)
また、特に小・中学校では悪い事をすると先生から叩かれるのは、日常茶飯事の光景でした!
小学生の時の先生は授業中におしゃべりしていると、生徒めがけてチョークを投げ、その命中率の高さからチョーク爆弾と怖れられて!?いました(笑)
また、他の先生も生徒が悪い事をした時は頬を平手打ちもありました!
合唱や鼓笛隊の全体練習では上手く出来ないと「厳しい物言い」をされ、居残りも頻繁でした!
「体」への働きかけ(体罰!?)ではないものの、「心」への働きかけという意味では、今振り返ると充分に功を奏していた!?のかもしれません(笑)
ちなみに、小学生の頃の悪さ!?は以前のTOPICS『 過去の間違いや過ちなどの償い方 』でも、赤裸々に告白しています!
【 中学生時の経験 】
中学生の時は思春期も含め、反抗期も高まる時機です!
当時は女子でも髪を引きずり回されたり、ある部活では「正真正銘の体罰」も行われ、保護者の間で問題になったケースもあります。
他には、当時の男子は「全員丸坊主という校則」でしたが、時に処罰!?処分!?で五厘刈りにされた友達もいます(笑)
また、タバコの火で校舎が二度ボヤ騒ぎになったり、上級生がシンナー中毒で暴れ回り警察が来た事もありました!
さすがに高校生になると、このような傾向は減少するものの、授業中に居眠りすると教科書で頭を叩(はた)かれるは、私も幾度もされました(笑)
ここ迄は「(笑)」も活用して来ましたが、私は体罰を肯定している訳では全くありません!
そして、「そのような時代」であったなどの意味(言い訳)でもありません(笑)
繰り返しですが、私の経験も「考える為の素材」の一つという意味です!
【 歴史を捉えるとは 】
視点を少し変えてみます!
以前のTOPICSでも、私が大学受験の際に2浪して予備校に通った話を伝えていますが、ここからは私の自慢話!?では決してありません(笑)
受験科目は日本史を専攻し、2浪目の時は教科書の写真や挿絵の資料も含め、そして別冊の用語集も「繰り返し繰り返し、そのまた繰り返し」で、ひたすら暗記し続けました!
更に、予備校のテキストと授業のノートも含め、「当時」は(ほぼほぼ)100%「丸暗記」していました(笑)
そして、最近は夜にお酒を飲みながら中高生頃のカセットテープの音楽を聞き、記念!?として残していた予備校の日本史のテキストを眺める事があります、、、
すると、「今では」暗記した内容をほぼほぼ忘れてしまった!!!という「現実」に、愕然したりゾッとしたりを楽しんでいます(笑)
忘れてしまった「原因」を考えると、
歴史を「点」(出来事や年号や記号)で捉えていた(丸暗記していた)だけで・・・
歴史を「線」(ストーリーや状況や背景)で捉えていなかった・・・
故に、「理解出来て」いなかった!!!
つまり、「正真正銘の記憶」として定着していない!!!という「事実」を痛感しています(笑)
では、ここからが本題です!
今回活用する素材は童門冬二 氏(1927年:昭和2年~)の著作『 吉田松陰(下巻)』(学用書房)ですが、歴史(日本史)を知らなくても全然大丈夫です(笑)
そして、《 全土に広がる松陰精神 》の項目の一部を、3つのパートで著作権法上の引用の範囲内で紹介するので、まずは気軽な感じで眺めて下さい!